発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3437.~主体的に生きいきと~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「時刻、生活の中で」(4月16日)

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

先日の授業で、Yちゃんと時計の学習に取り組みました。

4月から小学校2年生になるYちゃん、ただ時計の数字を読むだけではなく、午前午後・時間などの概念が必要になります。

そこで、Yちゃんの一日の生活表を親御様と相談して作ることにしました。

一日の行動で必ずやること、やらねばならないこと、やりたいこと、をピックアップします。

朝起きる所から始まり、夜寝るまで。ご飯を食べる、歯を磨く、学校へ行く、テレビを観る・・・、など日常生活の中で時計と時刻を意識することで、”時間“を身近なものにし、触れてもらえたら、と考えています。

また、Y君はゲームをすることが好きで、ゲームをする時間が長引いてしまうと親御様からお話がありました。Y君とは一緒に生活表を作りました。

Y君にゲームをやる時間を午前と午後の1時間ずつ決めてもらいました。

思い悩んでいましたが、絞り込んで生活表にゲームをやる時間を記入していました。

ご本人が自分の意志で生活表を作成することで、生活表への意識と意欲が変わるのではないでしょうか。

時計の学習だけではなく、語彙の学習や生徒さんのことを講師が知るきっかけにもなりますし、こんな時期だからこそ、お子様の生活のリズムを崩さずに整えることがさらに精神的・身体的にも必要です。

Elephasでは、以前より生活リズムを伺いながら、学習態勢を整えるようにしてきましたが、進級、進学、就職の変化もある季節。

いまいちど、再確認とサポートができる時間を提供したい、と考えています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

学校の時間割は初めから決められていますが、お家での生活の時間割は自分で考えて作ることができます。起床時刻と就寝時刻、学校がある時は登校時刻と帰宅時刻、これらが決まると生活時間の骨組みができます。次に家族との共有の時間を加えます。食事、お風呂などがそれにあたります。あとは、自分のプログラムをその中に組み込んでいきます。家庭学習の時間、読書の時間、お手伝いの時間、遊び・自由な時間、・・・、これらは自分で自由に設計することが大切です(※ゲームやテレビの時間はルールーに従って入れましょう)。誰かに決められたのではなく、自分で決めた時間割であること、そこがとても大切なのです。自分で決めた時間割ですから、それを守る努力をしましょう。どうしても不都合があったら、プログラムを自分で変更しましょう。自分の目的にかなったより良いプログラムを作り上げていきましょう。その目的は、自分に合ったペースで主体的に生きいきと生活することです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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