4179.~造形リトミックで 学習態勢を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「元気度、変わらずマックス」(9月9日)
おはようございます。西国分寺教室の小川です。
Eくんは9カ月前、年長さんの時から通室されています。
通室当初は教室に入ると、とにかく見るものすべてに興味をもって、
何でも触れたり、他の授業ブースに今にも入りそうになったり、いつもお母さまと追っかけっこ!
また講師は講師で、パソコン画面を何度もタッチしようとするEくんの学習態勢を維持することに奮闘していました。
が、小学1年生になった今では、1時間の授業にしっかりと集中して取り組むことができるまでに成長しています。
ただし、入室時の元気度は変わらずマックスです。
授業の最初と最後に実施する歌唱言語「こんにちは!」「また来週!」の挨拶は、最初は聴いているだけでしたが、
控えながら徐々に声に出したり、手を振ったりと笑顔で取り組むようになってきました。
「リズム造形」は今でも好きで取り組みます。
曲が流れているときはクレヨンを動かしますが、曲が止まると一緒に手もストップします。
再度、曲が流れるまでその体勢のまま手を動かしません。
かわいいこだわりです(笑顔)。
オリジナル教材「初級T&W」のひらがな音読は、感心するくらい上手に、大きな声で読み上げます。
講師からの質問に対してもしっかりと答え、器用に両手を使ってワーク作業を行います。
只今、「ひらがな書字」「数字書字」をクレヨンと鉛筆を併用しながら練習しています。
これからもっともっと成長するEくんが想像できて楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
Eくん、すばらしい成長ぶりですね。音楽(リズム、メロディ)と言葉と作業(描画)、この3つを統合させた造形リトミックが、ピタッとEくんに当てはまったようですね。また講師のプログラムとテンポ、間も、Eくんの感性や動きのリズムにフィットしたのでしょう。「曲が流れているときはクレヨンを動かしますが、曲が止まると一緒に手もストップします。再度、曲が流れるまでその体勢のまま手を動かしません」なんて、実に面白いですね。Eくん、リズム造形を大いに楽しんでください。リズム造形を含む造形リトミックメソッドは、認知と巧緻性の発達を促す基礎教育法です。