4350.~文学作品を味わう~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「詩を朗読」(3月27日)
おはようございます。国分寺教室の大木です。
Sさんは小学校6年生。漢字の書字に苦手さはあるものの、音読が上手で読解力がある生徒さんです。
6年生の国語の教科書の最後の単元は、谷川俊太郎さんの『生きる』という詩です。
ワークに取り組む前にSさんが音読します。
生きているということ
いま生きているということ…
Sさんは詩の表現に沿って感情を込めて一生懸命に音読しました。
本当に素晴らしい朗読で、講師はまるで素敵なプレゼントを頂いたように感じました。
春からは中学生。
その豊かな感性を大切に、新しい環境でも頑張ってほしいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
小学6年生の最後に出会う作品としてふさわしい、すばらしい詩ですね。視覚や聴覚、さまざまな感覚を通して感じている世界、今であったり離れた時であったり、身近であったり離れたものであったり、さまざまにつながっている。そこに生きているという実感を持ち、意味を感じる、・・・生徒さんと共感しながら読み味わえることは、講師としてもかけがえのない時間ですね。多くの講師がそんな時を経験していることでしょう。Sさん、中学校での文学作品もきっとこのように楽しんで取り組まれ、そこから糧を得られていくことでしょう。