少年審判、開廷…裁きの行方は!?
高台で向き合った従兄弟の”しげる”は、
かつてママに高台から突き落とされた”自分”だったーー
僕が消えることが正しいこと…そう思った瞬間、静一は”自分”を葬るため
しげるを突き落とし、殺めた。
それは、己の中のママとの決別の儀式。
罪悪感を一切感じることなく、静一は鑑別所に収監される。
そこで静一を待ち受けていたのは「内省」の日々。
とまぁ、この12巻のあらすじをコピペしたんだけど、全く読んだことのない人にとってはイミフだし(笑)
私もこのブログで「血の轍」を全巻紹介していないと思うし、全く興味のない人もいるだろうし。
で、私はここで何度も書いていますが、押見修造の作品はめちゃ純文学の香りがしますし、その分内容はヘビーでハードでエロいんだけど、彼の作品はいつも起承転くらいまではめちゃ面白く、結がちょっと不満足って感じがします。
この「血の轍」もこの巻がピークだと思いますが、今後どのように展開し、どういうふうに落とすのか。。。
それにしても、すごい作品です。
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