新人賞を受賞し作家デビューを果たしたものの、その後は鳴かず飛ばずの新人作家、中島加代子。憧れの“山の上ホテル”に自腹で泊まり、名作を書き上げようと意気込む彼女だったが、なんと彼女の受賞作を酷評し、その後の不遇の原因となった大御所作家の東十条宗典が、締め切りに追われ上階で缶詰めになっていることを知る。そこで加代子は、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄の力も借りながら、憎き東十条への恨みを晴らすべく、奇想天外な復讐作戦に乗り出すのだったが…。
映画館 ★★★☆
今年2月で閉館した「山の上ホテル」を舞台に、出版社によりそこで「カンヅメ」になって書かされてきた過去の錚々たる文豪たちに憧れて、自腹を切って書く小説家の卵(とは言うものの、新人賞を獲得する才能は持っています)を主人公とした文壇コメディです。
ヒロインを演じた「のん」の魅力満載ですが、彼女はどんな役を演じても「のん」なので、それが彼女の最大の魅力なのですが、諸刃の剣って感じもします。要するに見る人にとって好き嫌いがはっきりと現れるタイプかも知れません。
ただし・・・本当に美しく、スタイルはよく、可愛い(笑)
彼女は歳を重ねるごとにだんだん美しくなっています。
今年は63本、映画館で観ることができました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます