![]() | 昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか (集英社文庫) |
鈴木 美潮 | |
集英社 |
月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダー…。老若男女、誰の心にも思い出のヒーローが存在するはず。世相や社会情勢を色濃く反映してきた彼らが戦った敵とは。彼らが死闘を通じて残してくれたメッセージとは何か。新聞記者である著者が、キャストやスタッフの証言を交え、ヒーローの歴史を解き明かす。親しみやすい切り口から昭和を振り返り、平成、そしてその先の新時代を展望する。コラムも充実!
男女差別するつもりはありませんが、昭和の特撮ヒーローを語る女性はなかなか珍しいわけで。著者は私よりも4歳年下なのでほぼ同世代ですが、私と大幅に違うのが東映の戦隊モノにめちゃ詳しいってことでしょうか。戦隊モノの最初は1975年に始まった「ゴレンジャー」で、さすがの私も中学3年生なので、「ゴレンジャー」は全くと言っていいほど知らなくて。
そういえば今年1月にはNHKドラマで「トクサツガガガ」なんてのもありましたね。あれも評判が良かったのでNHKが一気放送したときに録画して観ましたが、なかなか特撮愛に溢れていました。
著者の鈴木美潮は読売新聞記者。新聞社の現役記者がこんなマニアックでコアな作品を上梓するというのもなかなか珍しいですね。
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