極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

64-ロクヨン-前編 (2016) 121分

2016-05-07 17:19:46 | 日本映画(映画館)
64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
横山 秀夫
文藝春秋


64(ロクヨン) 下 (文春文庫)
横山 秀夫
文藝春秋



 わずか7日間でその幕を閉じた昭和64年。その間に管内で発生した少女誘拐殺人事件。いまも未解決のその事件を県警内部では“ロクヨン”と呼んでいた。刑事部で長く活躍しロクヨンの捜査にも関わったベテラン刑事の三上義信。私生活では高校生の娘が家出失踪中という大きな問題に直面していた彼だったが、この春から警務部の広報室に異動となり、戸惑いつつも広報室の改革に意欲を見せていた。折しも県警ではロクヨンの時効まで1年と迫る中、警察庁長官の視察が計画される。そこで、長官と被害者の父親・雨宮芳男との面会を調整するよう命じられた三上だったが、なかなか雨宮の了承を得られず困惑する。そんな中、ある交通事故での匿名発表が記者クラブの猛烈な反発を招き、長官の視察が実現できるかも不透明な状況に陥ってしまう。


映画館 ★★★★


 原作を読んでおよそ1年。
昨年の4月にはNHKでピエール瀧主演で5回に分けてドラマ版も放送されています。
が、しかし・・・録画はしてあるものの、全く見てなかった私です(爆)で、先程から最後まで見ようかと(笑)

 なかなか気合の入った映画でした。後半もぜひみたくなる内容です。私は朝一の上映回で観ましたが、観客の平均年齢は私を遥かにしのいでいました(爆)

 小説はベストセラーですし、NHKでもドラマ化されているとはいえ、この映画で全くはじめて「64」に触れた人は、後半どうなるか楽しみで仕方がないでしょうね。ただ私は小説を読んだ時にも書きましたが、事件の内容や犯人は誰かというミステリーよりも、警察内の力関係の問題や対マスコミなどのことがとても面白かったです。もちろん多くの謎解きは後半に控えているんですが。
 

 最近こうした前後編モノが非常に多く、これはこれで私はいいともいます。
ただ、60歳以上の人ならいいですが、1本目の半券があれば(もしくはネットで購入した場合は履歴が残りますし)安くなるとかになればなぁって思います。


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2 コメント

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Unknown (しんちゃん)
2016-05-16 21:41:16
★kazuさん
あとから気がついたんだけど、兄弟で同じ役演じてたんだね(笑)
映画版は兄の瑛太、TV版は弟の永山 絢斗(笑)
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こんばんは (kazu)
2016-05-14 23:22:21
映画はほんと気合いが入っていましたね。
ドラマもよかったでしょう。

ストーリーが分かっていても
楽しめました。
はじめての人は後半が待ち遠しいでしょうね。
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