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![]() | ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 [DVD] |
クリエーター情報なし | |
東宝ビデオ |
四人の男性を乗せたヨットが、南洋上で巨大なハサミに襲われた。島に漂着した四人は、そこに謎の基地と奴隷輸送船を見出す。奴隷船から脱出した娘・ダヨは四人に、自分はインファント島の住人であること、輸送船と基地は“赤い竹”と呼ばれる謎の組織のものであることなどを語った。彼らは、連れてこられた他の島民たちを救出するため、その島に眠っていたゴジラを甦らせる。ゴジラは“赤い竹”の基地を破壊し、島を守るエビラと対決する……
DVD ★★★
この映画の前作のゴジラ映画は「怪獣大戦争」で、ゴジラは劇中に「シェー」をするんですね。だんだんゴジラが子どものアイドルとなり、今回はどんなギャクをかますかというと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ab/ef9d97ab43492d0f87e17172ba25ed81.jpg)
しあわせだなぁ。。。僕は君といる時が一番幸せなんだ・・・
なんてことを知ってるのは、間違いなく45歳以上ですね(笑)
また、ゴジラはヘディングで、エビラはレシーブでキャッチボールするシーンもあったりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/23/aac896cbf82a968375a1a36901b05876.jpg)
当時幼稚園の年長さんだった私にはもちろん大受けでした。
で、こういうギャグを交えて、子どものアイドルとなったゴジラは、当時はそれで良かったんですね。ただ、この映画にはちょっと残酷なシーンもあり、私にはこのエビラがある種のトラウマになったのも事実です。
そして何よりも・・・この映画のお話が荒唐無稽でね(笑)
本当はそれこそがこの映画の一番の見所かもしれません。
東北の漁師町に住む少年の漁師の兄が行方不明になるんです。恐山のイタコによるとまだ兄は生きている人のこと。少年は兄を探しに行きたくてヨットを手にしたいと考えます。舞台は東京に変わり、耐久ゴーゴー合戦がすでに4日目・・・最後に残った人にヨットが商品として贈られる・・・
って、冒頭の5分ほどのシークエンスでめちゃ笑えます(笑)ありえない設定ですね。
で、ゴーゴー会場で知り合った男2人と少年は3人でヨットハーバーに行き、メチャ豪華なヨットの中に無断侵入したら、中には宝田明扮する謎の男がいて、あくる朝にはヨットは少年が勝手に帆を張って出航していた・・・そして冒頭のあらすじに話はつながります。
そしてなんといっても特撮クィーン(?)水野久美がやっぱいいんですね(笑)
彼女は 妖星ゴラス (1962) マタンゴ (1963) フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) (1965) 怪獣大戦争 (1965) フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ (1966) ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 (1966) と、古き佳き時代の東宝特撮映画に多数出ていますが、この南海の大決闘後東宝を離れることになります。そしておよそ40年ぶりに ゴジラ×メカゴジラ (2002)で総理大臣役で復帰し、ただいまのところゴジラの最後の作品ゴジラ FINAL WARS (2004)では地球防衛軍司令官の波川玲子役で出ています。
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