ミステリと言う勿れ（１２）田村由美作 フラワーコミックスα

ミステリと言う勿れ（１２） (フラワーコミックスα) 田村由美 小学館

　観察力の高さゆえに、トラブルや事件に巻き込まれがちな大学生・久能整。
ある日、とある事件で整を取り調べたことのある刑事・風呂光のもとに不穏な知らせが届き…！？
新たな謎が浮かび上がる新エピソード、開幕！


今回のお話は、ドラマでは伊藤沙莉が演じた風呂光聖子のエピソードです。彼女のおばさんが橋の上から落ちて亡くなったということで、捜査は地元警察に委ねられるために、久能整にお願いして彼は富山に赴くという展開です。

　富山は私自身この10年で5回位訪れているので、舞台が「ひみ番屋街」や「雨晴海岸」など、おなじみの場所が出てくるのが楽しかったです。物語はこの12巻だけでは終わらないので、ひょっとしたらこれを原作に映画化するんじゃないかな？なんて。そうそう、舞台が富山故にカレー好きの整クンはもちろん・・・（笑）

　毎回整クンのセリフに考えさせられる物があって、今回は女子教育についての整クンの意見がなかなか良かったです。