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台風対策 冷凍ごはん解凍&保存ワザ

台風が近づく前の対策大雨に備えて

大雨に備えて

事前に、大雨に備えておくポイントは、次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。


2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。

【冷凍ごはん】究極に美味しくなる「解凍&保存ワザ」ポイントはたった3つ!
2022/07/16 09:00 (ウレぴあ総研)



おうちごはんを作るときに欠かせないのが、作り置きや冷凍保存。

まとめておかずを作っておいたり、余ったごはんや、おかずを冷凍して保存したりする機会が増えたのでは?

そんな中、余ったごはんを冷凍して、保存したはいいものの、いざ食べるときに解凍後、あまり美味しくない経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、冷凍ごはんを究極に美味しく解凍して食べる方法に迫ります。
お米の最高ランク資格である、五ツ星お米マイスターの小野寺理騎さんに、冷凍ごはんが美味しく炊ける・冷凍する・解凍する方法をうかがいました!

冷凍ごはんを美味しくする、冷凍の仕方のコツ

まずは、ごはんを冷凍する工程から聞いていきましょう。

冷凍には何かコツがあるのでしょうか?

小野寺「一般的には、炊きたてのごはんを数時間、炊飯器で保温して、また食べたり、食事後にタッパーなどで保管する場合が多いと思います。

実は、ごはんは保温時間の経過とともに水分が蒸発し、ボソボソになり美味しさが失われていきます。

そして、おにぎりにしてから冷凍すると、どうしてもお米の美味しさを損なってしまいます。

ご家庭では、お米のブレンドも、設備を利用した冷凍加工もできません。

そこで、今回はご家庭で冷凍ごはんを少しでも美味しく食べる方法をご提案したいと思います」

<ごはんの正しい保管方法>

1.炊き立てすぐのお米を優しくほぐす。

2.一膳分を取り分け、ラップの上で厚さ2cm程度に薄く均一に広げる。

3.優しくラップに包み、熱々のまますぐに冷凍庫で保存する。

小野寺「ポイントは熱々のうちに、薄く均一に広げることです。

他の料理は、粗熱をとってから冷蔵庫に入れることがありますが、お米の場合は粗熱をとっている間に水分が蒸発しすぎてしまいます。

次に食べる頃にはボソボソになってしまいます。

そのため、冷まさずに熱々のうちにラップで包み、水分と美味しさを逃さないようにしてあげることがポイントです。

また、薄く均一に広げることで、ごはん全体を素早く冷却することができます。

一膳分ずつ、小分けにすることで、食べる分だけ解凍することができるので、食べるときにも便利です。

熱々のごはんを冷凍庫に入れることで、庫内にある他の食材への影響が気になる場合もあると思います。

その時は、アルミホイルに包み、バットに乗せて保存すると、より他の食材に影響することなく急速に冷凍することができます」

早速、炊き立てのごはんをラップの上にのせてみました。

美味しくごはんを解凍するコツ

いざ、冷凍したごはんを食べるとき、解凍には何かコツがあるのでしょうか?

小野寺「凍ったごはんは、ラップにくるんである薄い状態のまま、電子レンジで解凍・あたためましょう。

もちろん、解凍時にアルミホイルは外してください。

ごはんを薄く均一に広げているため、解凍する際に全体をムラなく温めることができます。

また、おにぎりを作る際には、真ん中に具材を入れてラップで握れば手も汚れず便利です」

早速、凍らせたごはんを冷凍庫から出して、解凍してみました。

食べてみると、やはり、いつもよりなんとなく美味しく感じました!

冷凍ごはんを美味しくする、米の炊き方のコツ

「美味しい冷凍ごはんを作るためには、当然のことながらお米を美味しく炊く必要があります」と小野寺さん。

早速、お米の炊き方のコツを伝授していただきましょう!

小野寺「特に重要なポイントは浸水と水加減。

しっかりと、お米に水を吸水させてから炊飯することと、米の量に合わせて水加減を調整することが重要です。

浸水は夏場は45分、冬場は60分を目安に、しっかりと吸水の時間をとってください。

水加減については、できればメモリではなく、キッチンスケールを使用し、正確に計ることをおすすめします。

1合あたり190gを目安に、炊き上がりのお米の硬さを確認し、5〜10gずつ調整して、お好みの食感を見つけてみてください。

今回は冷凍なので、ベチャつかないよう、ちょうどかやや少なめで調整すると良いかと思います」

●お米の炊き方(1合の場合)

1.計量

キッチンスケールを使用し、1合(150g)を正確に計量する。

2.洗米

・計量が完了したお米をボウルに移し、ひたひたになる程度の水を注ぐ。

・手で3周程度優しくかき混ぜ、ザルを使用し、すぐに水を捨てる

※お米は最初に注いだ水をよく吸収してしまいますので、汚れた水を吸わないように手早く実施することがポイントです。

・ザルからボウルに戻し、水を切った状態で、お米を優しく揉むように握って離すを繰り返す。

※約30秒間で小刻みに、まんべんなく全体を洗米することがポイントです。

3.すすぎ

・ひたひた程度に水を入れ、軽くかき混ぜて水を捨てる。

・この作業を3回繰り返し、ザルでしっかりと水を切る。

4.計量・浸水

お米1合あたり、水は190gを目安に計量を行い、お米の入ったボウルに注ぐ。

5.浸水

ボウルにラップをして冷蔵庫で休ませることで、しっかりと吸水させる。

※夏は45分、冬は60分が目安です。

6.炊飯・ほぐし

浸水が完了したら炊飯器にセットし、早炊きモードで炊飯する。

※炊飯器では蒸らしの時間が含まれていますので、炊き上がったら放置せず、すぐさま蓋を開けて、余分な湯気・水分を逃し、優しくほぐしてあげることが大切です。

※実際に食べてみて、硬さ・柔らかさが好みでない場合は水加減を5〜10gずつ変えて、お好みの水加減を調整してください。

美味しい冷凍おにぎりとは?

小野寺さんは、五ツ星お米マイスターで三代目小池精米店の小池理雄さんと共に、ブレンド米の開発にも関わっているそう。

先日も、「Tokyo Bento Labo」の冷凍おにぎりに最適なブレンド米の開発に際して、監修・協力を行っていたそうです。

小野寺さんにとって、冷凍おにぎりは得意分野。

そこで、冷凍おにぎりについてもうかがいました。

理想の美味しい冷凍おにぎりとは、どんなおにぎりなのでしょうか?

小野寺理騎さん(以下、小野寺)「理想は『炊き立て・にぎりたての食感や風味を損なわないおにぎり』です。

日本人にとって、美味しいおにぎりとは、ひとくち目で感じるお米の粒感と、口ほどけ、噛んだときの弾力と粘り。

また、噛み終わりに感じる甘さや風味の広がり方、のどごし、さらには具材との相性に至るまで、すべてがそろっているおにぎりだと思います。

そう考えると、庶民的でありながら、非常にこだわりのある食べ物です。

多くの市販されている冷凍おにぎりは、米の白ろう化(お米から水分がなくなり白くボロボロになる現象)を防ぐため、食品添加物に頼らざるを得ず、炊き立て・にぎりたての食味や風味を再現するのが、とてもむずかしいです。

実際、美味しい冷凍おにぎりの噂を聞くたびに試してみても、やはり一口で手が止まってしまうことがほとんどです。

そのため、冷凍おにぎり=美味しいというイメージを持つ方は、少ないのではないでしょうか」

意外と、完璧な冷凍おにぎりは、作るのがむずかしいそう!

では、せめて家庭で炊いたごはんを、美味しくなるよう、お米選びのアドバイスしてもらいました!

美味しい冷凍ごはんに適した米の選び方

小野寺「炊き立ての際に美味しいことはもちろん、冷めても美味しいお米が、冷凍ごはん向きのお米と言えます。

冷めてもボソボソにならず、ふっくら食感が残る品種を選ぶことをおすすめします。

もちろん好みは分かれますが、甘みや粘りを感じられるお米として、成分的にもち米に近い、『ミルキークイーン』や『夢ごこち』は、モチモチとして冷めても硬くなりにくい特性があります。

また『ひとめぼれ』のように、ふっくらやわらかに炊き上がるお米や、ハリがあり冷めても心地よい食感が残る『つや姫』もおすすめです」

1.ミルキークイーン

小野寺「一般に出回っている品種のなかで、特にもっちり感とやわらかさを感じることができるお米です。

コシヒカリの突然変異から生まれた、低アミロース米品種と呼ばれるものです。

低アミロース米は、粘りが強く、冷めても食味があまり低下しません」

2.夢ごこち

小野寺「コシヒカリの突然変異から生まれた、比較的新しい品種です。

希少な品種のため、『幻の米』と呼ばれることもある、低アミロース・低タンパク米です。

お米は、タンパク質とアミロースの値が低いほどやわらかく、粘りが出て美味しいとされています。

夢ごこちは、粒がやや大きめでボリューム感があり、もっちりとしたやわらかい食感と甘みがあり、冷めてもその美味しさや香りはそのままです。

もちもち派の方にとっては、コシヒカリよりも美味しいと感じるかもしれません」

3.ひとめぼれ

小野寺「全国的に生産されているお米で、さっぱりした口当たりと柔らかさが特徴。

粒は大きめでツヤがあるため、炊き上がりの見栄えもよいです。

ほど良い甘みと粘りで香りもよく、主張しすぎない優しい味わいのため、さまざまなお料理の味を引き立ててくれる、オールマイティな美味しさが魅力です」

4.つや姫

小野寺「山形県オリジナルの新しい品種です。

様々な良食味米のルーツとされる幻の米、『亀の尾』の系譜を受け継ぐ優良品種で、山形県内では県が認定した農家限定で栽培されています。

つや姫は、名前の通り、つややかな美しさが特徴で、大粒でハリがあり、しっかりした食感です。

その味わいは、旨味、香り、粘りなどすべてにおいてコシヒカリをもしのぐとも言われ、噛むほどに美味しさを感じられるお米です」

どれも美味しそうですね! お好みに合わせてお米を選びましょう。

意外と簡単に、冷凍ごはんは美味しくおうちで食べられるんですね。

ぜひお米選びから炊き方、冷凍・解凍のコツを押さえて、最高に美味しい冷凍ごはんを楽しみましょう!

【取材協力】小野寺 理騎(おのでら りき)さん

五ツ星お米マイスター、米・食味鑑定士、株式会社Replow(リプラウ)代表取締役

高校・大学で稲作を専攻。JAやお米の通販企業にて、お米・生産者の新規開拓や販売促進に関する事業を担当。

その他、お米の食育イベントや輸出事業、お米コンテスト企画など幅広い企画に参画。

2020年に独立し、全国各地を周り美味しいお米を作る生産者を発掘し、売り上げ拡大へ向けた支援等を行っている。

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