純と愛 公式HP
NHKは、夜ドラでスキャンダラスなドラマをここ数年連発してきたが、朝ドラでもマンネリ化を打破したかったのかどうかは不明も、「家政婦のミタ」の遊川和彦氏が脚本、という変化球を投げてきた。
ただ、視聴率は低迷するだろう。
(実際ここ数年では、滑り出しとしても低い率になっている。)
朝ドラの視聴者は、やはり60代以上や(所謂)普通の人が多いだろうから、主人公のキャラが何これ?だったり、話として爽やかさゼロだったりするのは、受け入れにくいだろう。
ただ、私は、主人公2人と、遊川氏に自己投影してしまう部分が多いので、興味津々で毎日見ている。
ここ数年、私はそれまで全く見なかった朝ドラを見てきたのだが、最初の滑り出しが悪かった前作「梅ちゃん先生」は、全く見る気がしなかった。(最終的には、平均20%台)
単純に面白そうな要素が見あたらなかったからだ。
下半期当番であるNHK大阪放送局は、前々作「カーネーション」で一風変わったど根性商人ドラマを作ったのだが、今作は輪をかけて朝ドラとしては異色作となりそうだ。
主人公「純」(女性)は、目の前にある問題を放っておけず、(世間的にも)正しいと思う事をやるのだが、熱く、直球を投げすぎるので、トラブルにもなりやすく、周囲からは浮いている。
かく言う私も、似たようなタイプで、仕事上放置された問題が目の前にあると片付けたくなるタイプだ。
特に、前の担当が怠慢をしてきたような仕事は、熱くなって処理をする。
こういうタイプは、組織では疎まれる。
特に、日和見的な上司だったりすると、「寝た子を起こすな」とか「仕事が増える」とか。
果ては、「お前がいなくなったら誰が処理するんだ」など。
もう一人の主人公「愛」(男性、いとし、と読む)は、幼少から病弱だった双子の弟とは対照的に、頭脳明晰、運動神経抜群の恵まれていたが、その弟の死により、恵まれ過ぎた自分自身が負い目となり、2重人格的に弟が現れたり、他人の顔を見るとその人の本性が見えてしまうようになってしまい、他人を遠ざけ、いつも人混みを避け、下を見て暮らしている。
私自身に、勿論そんな特殊能力はないが、人のしゃべり方や発した言葉、取った態度で、どんな人なのか逐一分析してしまう癖がある。
こういう癖は、結局人の悪い面ばかりが見えてしまい、他者との関係ではいいことはあまりない。
アバウトだったり、楽観的だったりしなければ、この世は生きづらいのだ。
また、放送開始前に、「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、遊川氏の撮影中のドキュメントが放映された。
彼の生い立ちが私とかなり似通っていたこと、そして彼自身が、妥協しない、ストイックな性格だと言うことも、非常に他人のように思えなかった。
(彼は一流放送作家だからそれが武器になりえるが、私は単なるサラリーマンなので、前述したとおりよいことはほとんどない。)
以上、色んな意味で、人ごとに思えず、毎回自己投影しているのだが、果たして今後、普通でない2人の主人公が生きにくい世の中でどう答えを提示してくれるのか、脚本家がNHK、更に朝ドラと言う強烈な規制の中で視聴率的にどうやって乗り越えていくのかを、見続けるつもり。
NHKは、夜ドラでスキャンダラスなドラマをここ数年連発してきたが、朝ドラでもマンネリ化を打破したかったのかどうかは不明も、「家政婦のミタ」の遊川和彦氏が脚本、という変化球を投げてきた。
ただ、視聴率は低迷するだろう。
(実際ここ数年では、滑り出しとしても低い率になっている。)
朝ドラの視聴者は、やはり60代以上や(所謂)普通の人が多いだろうから、主人公のキャラが何これ?だったり、話として爽やかさゼロだったりするのは、受け入れにくいだろう。
ただ、私は、主人公2人と、遊川氏に自己投影してしまう部分が多いので、興味津々で毎日見ている。
ここ数年、私はそれまで全く見なかった朝ドラを見てきたのだが、最初の滑り出しが悪かった前作「梅ちゃん先生」は、全く見る気がしなかった。(最終的には、平均20%台)
単純に面白そうな要素が見あたらなかったからだ。
下半期当番であるNHK大阪放送局は、前々作「カーネーション」で一風変わったど根性商人ドラマを作ったのだが、今作は輪をかけて朝ドラとしては異色作となりそうだ。
主人公「純」(女性)は、目の前にある問題を放っておけず、(世間的にも)正しいと思う事をやるのだが、熱く、直球を投げすぎるので、トラブルにもなりやすく、周囲からは浮いている。
かく言う私も、似たようなタイプで、仕事上放置された問題が目の前にあると片付けたくなるタイプだ。
特に、前の担当が怠慢をしてきたような仕事は、熱くなって処理をする。
こういうタイプは、組織では疎まれる。
特に、日和見的な上司だったりすると、「寝た子を起こすな」とか「仕事が増える」とか。
果ては、「お前がいなくなったら誰が処理するんだ」など。
もう一人の主人公「愛」(男性、いとし、と読む)は、幼少から病弱だった双子の弟とは対照的に、頭脳明晰、運動神経抜群の恵まれていたが、その弟の死により、恵まれ過ぎた自分自身が負い目となり、2重人格的に弟が現れたり、他人の顔を見るとその人の本性が見えてしまうようになってしまい、他人を遠ざけ、いつも人混みを避け、下を見て暮らしている。
私自身に、勿論そんな特殊能力はないが、人のしゃべり方や発した言葉、取った態度で、どんな人なのか逐一分析してしまう癖がある。
こういう癖は、結局人の悪い面ばかりが見えてしまい、他者との関係ではいいことはあまりない。
アバウトだったり、楽観的だったりしなければ、この世は生きづらいのだ。
また、放送開始前に、「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、遊川氏の撮影中のドキュメントが放映された。
彼の生い立ちが私とかなり似通っていたこと、そして彼自身が、妥協しない、ストイックな性格だと言うことも、非常に他人のように思えなかった。
(彼は一流放送作家だからそれが武器になりえるが、私は単なるサラリーマンなので、前述したとおりよいことはほとんどない。)
以上、色んな意味で、人ごとに思えず、毎回自己投影しているのだが、果たして今後、普通でない2人の主人公が生きにくい世の中でどう答えを提示してくれるのか、脚本家がNHK、更に朝ドラと言う強烈な規制の中で視聴率的にどうやって乗り越えていくのかを、見続けるつもり。
本当に朝の爽やかさや、やる気を出させる、という雰囲気は全くなかったですね。
叫び声や怒鳴り声も多かったので、拒絶反応を示した人も多かったかも知れません。
当然視聴率は、(私の地域では)15%前後になっています。
前半戦は、組織や家庭との関係だったのですが、組織内の部署を転々と変わったところは、色々な経験(生きていくためのノウハウ)を学ぶことと、表面だけだった家族を解体してしまった感じでした。
先週から後半戦が始まりましたが、変人?ばかりが登場してきて、波乱を予感させる始まりでした。
特に、若い女性2人は過去にワケありの臭いプンプンで、どう接していくのか興味深いです。
多分後半戦は、前半戦の組織に対して個人(他者、家族)とどう関わっていくのか、崩壊した人間および人間関係をどう構築していくのか、ではないかと思って見ています。