10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

強い馬は距離を選ばない。

2012年10月22日 19時41分24秒 | 競馬
菊花賞でのゴールドシップの走りを見て、忘れ去られつつある言葉を思い出した。
確かにステイヤータイプではあるだろうが、これまでの戦績から中距離でも十分やれる。

昨日の検証ではあまり触れなかったが、急速に捲って行ったように見えたが、内田騎手によれば、押し上げただけだったようだ。
行かなくなっているので最初はじっと最後方。
押さえるのが常識のポイントで敢えて仕掛け、その後は抜かせない。
相当のスタミナがなければ出来ない芸当だ。(そしてスピードも。)
前走神戸新聞杯の戦前に、いつも静かな内田騎手が、相当強い口調で、この馬の強さを語っていた。
昨日の走りは、騎手が馬の能力を十二分に理解した上での騎乗であることは間違いない。



天皇賞(春)と菊花賞は、GⅠとしての価値がだいぶ薄れてきた様な気がしていた。
昔は、最強を争う馬は距離は選ばない、オールラウンダーこそ最強馬、という風潮があった。
ただ、ここ10年くらいで、適正距離に特化したレース選択がおこなわれ、両レースは敬遠されるケースも目立つようになった。
事実、3歳GⅠをパスし、来週行われる古馬最強決定戦でもある天皇賞(秋)に、今年は3歳馬が複数登録をしている。
また、海外レースへの参戦という選択肢も増えた。
天皇賞(春)よりドバイ、という馬も多い。


ゴールドシップは、天皇賞(春)には、間違いなく主役として出てくるはず。
最強馬も、あの屈辱のレース内容からすれば、今年も出てくるはず。
ただ昨日も書いたが、ゴールドシップは年内に使うかも知れない。
より紛れの少ない、天皇賞(春)の方が両者激突の舞台としてはいいのだが、やむを得ないか。

同じ父、母父を持つ兄弟がどんなレースをするのか。
展開を想像するだけでも、楽しみになってきた。


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