10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

皐月賞 結果と検証

2010年04月18日 18時56分21秒 | 競馬
レースデータによる複勝圏軸馬 結果

ヴィクトワールピサ(1人気 1着) 単勝230円 複勝130円



プロの◎=実は消し馬 結果

ヒルノダムール(6人気 2着)
(どうして来るんだろう?)




軸馬ヴィクトは見事に1着だった。


おそらく、多くの競馬ファンは、前半、そんな位置でいいのか?と思っただろう。
そして中盤、最内に潜り込み、えーっ、と思ったのでは。
更に、直線手前前に数頭もいる状況では、あーっと塞ぎかけただろう。

最内の、たった1頭のスペースを、馬は何事もなかったように駆け上がってくる。
強い。
強すぎる。


勝利インタビューからすると、騎手は真ん中を突く予定だったよう。
(確かに、直線に入って一瞬、内に行くかどうかの素振りを見せてはいた。)
ただ、そうであれば、前半のあんなに後ろの位置取りはどうなのだろう。
中団から早めに最内を押し上げていったのはいいが、やはりあの位置では直線前が開くかどうかは、フィフティフィフティ。
結局、最内を突くという事になったのは、乗り替わりが決まって、何度も見たであろう今日と同様な馬場状態でもあった弥生賞のイメージがあったからかも知れない。
ただ、乗り慣れているならまだしも、乗り替わりがクラッシックGⅠ、それも1人気。
相当なプレッシャーがあったことは、想像に難くない。
レース終了後何度も行うガッツポーズが、それを物語る。
馬のことを熟知している騎手だったとしてもなお、今日の位置取りは博打ではなかったか。

貶しているのではない。
結果が全てだし、好判断紙一重でもある。
ただ、それだけに尚更、全く怯まずに最後まで走りきる馬の能力が際だった。
ダービーまでに体を休ませて欲しい。
そして、主戦は帰ってくるのかどうか。


消し大王指名で、私自身は消してしまった(笑)ヒルノダムールと、エイシンはエイシンでもデータからは全く買えないエイシンフラッシュ(11人気 3着)も、さすがに追える藤田、内田騎手に応えて凄い脚を見せてくれた。

ローズキングダム(2人気 4着)は、また馬体重を減らしてきたが、私にはそんなに気にならなかった。
ただ、ここに進むまでに、オーナーサイドと調教師がかなりやり合っていたのも事実。
(あり得ないような発言も聞かれた。)
馬のことを最も知っているのが、調教師だとすれば、馬の今後を考えて、この後のダービーは見送るという、非現実的な選択もありかも知れない。



レース後のコメント



1頭データ外が来てしまったが、今年の結果を踏まえてレースデータを修正しておく。


皐月賞(GⅠ)
2000m 芝・右 サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量

○前走弥生賞、スプリングS、若葉S組8着以内(87% 例外4頭)
×前走毎日杯組(0%)
×前走1.0差負け(3% 例外1頭)

(%は複勝率)





私のPOG馬は、8着と9着でレースを終えた。
馬券の方も、複勝オッズを注視するといいながら、迷った末にワイドに投票して、ヒモは全滅。
私のようにある程度の的中率が確保できるなら、ヴィクトのあの人気で複勝1.3倍はおししいのである。
カタルシスはなくとも、欲をかかないことは、逆に勝利への近道なのだ。


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