高知のよさこい祭りに魅了され、縁あって参加するようになり、移住もしましたが、
“もし違うお祭りを先に観ていたら、どうしていただろう。”
と思うことがあります。
日本全国いろんなお祭りがありますからね。
そんなふとしたことがきっかけで、踊りのあるお祭りの動画を観ていたら、
1度は観ておきたいお祭りがありました。
●さんさ踊り(岩手県)
※岩手県盛岡市にて毎年8月1日から4日にかけて行われる祭り。
藩政時代から盛岡市近郊各地で行われていた伝統的な様々な「さんさ踊り」を統合、
観光イベント化して1978年から開催を継続しているのが現在の「盛岡さんさ踊り」。
(ウィキペディアより引用)
“サッコラチョイワヤッセー”
“ハラハラハラセー”
これは踊りの中での掛け声(よさこいだと、ヨッチョレヨーみたいなもの)です。
独特なんですけど、それが心地よい語感とリズムで耳に残ります。
さんさ踊りは、踊り・太鼓・横笛のパートがあり、中でも太鼓パートがかなりの割合を
占めています。だから「日本一の太鼓パレード」と言われてるそうです。
リズムは難しそうなんですが、小学校低学年の子ども達もしっかり叩けていることに
驚かされました。
太鼓を抱え、大きく手を振り、圧倒的多数でまとまって踊り前進してくるパレードの迫力、
響き伝わる生音の音圧、人が生み出すお祭りのチカラを体感してみたいです。
また、ミスさんさ集団のパレードは美しい。
盛岡の大学に進学して出会ってしまっていたら、そのまま留まっていたかも知れません。
●おわら風の盆(富山県)
※富山県富山市八尾地区で、毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する行事。
越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町な道筋で無言の踊り手たちが
洗練された踊りを披露する(ウィキペディアより引用)
さんさが動の踊りなら、おわらは静の踊り。
ゆったりとした音楽と唄に合わせ、表情が見えないほど深々と笠を被り、男性は力強く、
女性はしなやかに踊る空間は、澄み切った空気に満たされているかのようです。
おわらには町並みも含めた美しさ、風情をとても感じます。
また、踊り終わり笠を外した踊り子さんの表情。踊りの最中とのギャップを見られるのも
観客としては嬉しかったりするのかもしれません。
大学を北陸で過ごし、風の盆のことは知っていたのに、当時そういった良さに心が向かなかった。今になって後悔していますが、状況が許されるようになれば、日本にいる素晴らしさを感じに
行きたいです。
●京都橘高校マーチング『Sing Sing Sing』
―【オレンジの悪魔】
この愛称で知られる京都橘高校吹奏楽部は、全国大会での実績も多く残している強豪校。
動画を観て驚愕し、感動しました!
何に驚愕し、感動したのか。
それは、“激しく踊りながらの演奏”。
京都橘の大きな特徴ですが、肺活量を要する楽器を持ちながら、走ったり飛び跳ねたりの
激しい動きが続いても振りも息も乱さない。若いとはいえ、そう簡単に出来ることではないはず。
特に『Sing Sing Sing』。
この曲自体が聴くと身体が動いてしまうほどなんですが、彼女たちのパフォーマンスでさらに
楽しくなり、最後の決めポーズで締めくくられると同時に涙しました。
マーチング(広く音楽)の素晴らしさを伝えてくれました。
京都橘についてはつい最近知ったばかりですが、いろんな動画から理解出来たことがあります。
相当な厳しい練習に全員が真剣に向き合い、重ね続けた弛まぬ努力の賜物であるということ。
彼女らの一生懸命な姿から、やるべきことは一生懸命やるべきなんだと教わりました。
代々引き継がれ、京都橘マーチングの代名詞となった『Sing Sing Sing』。
出来れば全国の舞台で観れたら最高ですね☆
以上になります。
最後は洋のテイストが強いですが、かなり強いインパクトがあったので入れました。
もし気になるものがあれば、動画でチェックしてみてください。
よさこい祭りも忘れずにお願いします☆
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
‹終›