リビング嫌いだな
テレビついてて笑い声があって
電気も明るすぎる
いつも静かで暗い自分の部屋とは大違い
みんなオリンピックを見ていて
自分が見たいテレビなんて見せてくれない
習い事の先生にさ
親御さん優しいからもう一度生まれ変わっても同じ親がいいでしょって言われた時がある
そんとき自分は笑いながら誤魔化したけど
まずもう一度生まれ変わりたいと思わない
人間なんかにもなりたくない
今の家族は優しいけど嫌いなところもある
そんな質問されても困るだけなんだけどな。
もう分かんない、性格悪いんだろうな自分って
さっき親が帰ってきた、
おかえりって言ったら優しい笑顔で
ただいまって言った。
親が優しく過ぎて苦しい、
こんな自分でごめんなさい。
こうゆう時あるよね、
苦しくて 生きたくなくて 何も考えたくなくて
最近わかったんだ、ずっと強くなりたかった
弱い自分が大嫌いで
弱いから何も出来ない
弱い自分だから下に見られる
だから強くなりたかった
でも強くなろうと思う度に苦しくて
やっぱりちがうの繰り返しで
今でも弱い自分のまま
そんな自分がやっぱり大嫌いだった
でもさそんなに強くなりたくて
苦しいの繰り返しだったら
弱いままでもそれが自分なのかもしれないって
そんなに早くはやく強くならなくてもいいのかもしれないって
だから自分はゆっくり
自分を探していくことにした
ゆっくりゆっくり弱い自分と手を繋ぎながら
いつかなれるかもしれない強い自分を
探しながら歩くことにした。