大宮のジュンク堂へ本を買いに行ってきた
1冊だけのつもりが
7冊も
最近は文庫本といえども金額がバカにならない
20年前ならこの半分くらいの値段で買えた
シメて6269円也 は~~~~~
木村伊兵衛の写真集があった 文庫本で
つげ義春の漫画とエッセイ 文庫本で
ちくま文庫
こうゆうのが置いてあるのがいけない
財布を覗いたら 買える
1万円札がいけない
千円札だけだったら諦めて又今度だったはず
パートの給料で贅沢をと思ったが
金が無くても本は買う
悪い癖だ
でも 買っちまったんだからしょうがない
カップ麺 残りご飯チン 残りの菜の花のお浸し キムチ
そして この買った本が昼ごはんのおかずだ
並べて 目で楽しみ ラーメンを食いながら 読む
うまい!
カップラーメンもうまいが
本がうまい
うまさって
沢山ある
木村伊兵衛は
親父と暗室で現像 印画紙を裁断し
ボタンを握り 1,2,3と勘定して露光
最後に定着液に浸して
親父の手伝いをした頃を思い出させる
つげ義春は
たしか ガロだ この漫画を見たのは
ザラ紙をめくりながら 難しい漫画だなと思った
白土三平のカムイ伝のほうが面白かったように思う
今 この年になってみると
これは 彼の心の心象風景
絵でいう ダリやムンク あるいは横尾忠則の世界
共感はしないが
彼の 辿った道が見える
でも 一番感じる感情は
過ぎ去った時への懐かしさだ
いい巡り合いをしたと思う