つまり自分の主観や予断を入れた 演繹的方法は使わず
確立論を使った推測統計学 因子分析法 多変量解析論などを使用し
数学的にコンピュータ処理し相関関係を探ってゆく方法が主流になりつつある
ノンフィクション文学だった歴史や言語学が科学論文になってきた
色々な物を読んだり ネット検索してみたら
日本語、アイヌ語、沖縄語、朝鮮語は他の言語クラスター集団から孤立している事が分かってきた
分析の結果 現在の所 この様な推論が成り立つようだ
現代日本語には古代から周辺言語群からの流入語彙がある
現在もそれは進行中である
比較言語学では2,500年前以前には祖語を辿る方法がない
2,500年は別言語になるには十分な時間とも言える
アイヌ語と朝鮮語は現在では別言語であるが
沖縄語は分かれて1,700から1,800年くらいしか経っていないので まだ日本語方言だ
もし この言語クラスター集団が共通の祖語を持つと仮定したら
それぞれの言語的分岐年代はどうのように推測されうるか?
の 暫定的推論を図にしてみた
日本人と同様 現代の朝鮮半島人は大陸からの混血が進み別民族になっているが
遥か古代 最初の列島渡来人である縄文人は朝鮮半島にも行ってたんだな
中国大陸 山東半島由来の倭語が 朝鮮半島南部や列島に与えた影響は大きいが 確定されていない
高句麗語や百済語に縄文語が基底にあるのは否めない
現代の朝鮮語は新羅語が基礎となっている
新羅語は 変化を遂げたツングース系の言語に影響を受けているようだ
でも 人民の基本構成は中国系移民である
昔 弓月の君は 当時の朝鮮表記ではクタルの君
クダラはここから来ている
昔 高句麗(こま)の泉蓋蘇文は伊梨柯須弥(いり-かすみ)と訓訳される
当時はこの音が用いれられていた
百済が現地音読み 泉蓋蘇文も当時の現地音読みだった
現在韓国では 百済はペクチェ
高句麗は コグリョ
泉蓋蘇文は ヨンゲソムンだ
中国音読みである 多分 宋音らしい だが
大和言葉に相当する 訓読みの朝鮮語が沢山あるはず
自国の歴史をないがしろにするのは何故だろう?
分からない