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4月24日

2013-04-24 22:30:03 | 現代史観察日記

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0424&f=politics_0424_011.shtml

領土問題「中国には国際法廷の結論に従わない権利ある」=新華社

  新華社は23日付で、フィリピンが1月、南シナ海の島についても領有権を巡り、国連海洋法条約にもとづき仲裁裁判所に中国を提訴した件について、「中国はこの種の問題で国際的仲裁の拘束を受けない権利がある」と紹介する記事を発表した。

  中国は提訴に応じないため、フィリピンは国際海洋法裁判所に対して中国に代わり仲裁人5人をを指名するよう要請した。国際海洋法裁判所側もフィリピンの求めに応じたため、仲裁人は早ければ4月28日にも決まると見られている。

  仲裁人が決まれば、仲裁裁判所は手続きにかんする審議、フィリピンの提訴内容にかんする審議を進めることになる。国連海洋法条約によると、仲裁裁判所の結論は、強制力を持つ。

  中国国家海洋局戦略研究所の張海文研究員によると、フィリピンの提訴には「領土の帰属」、「海洋における境界線」、「歴史的な所有権」、「軍事利益など海洋における争いの問題」が含まれている。これらの内容について中国は2006年に国連海洋法条約第298特別規定にもとづき、国連事務局長宛に「強制的仲裁の制約を受けない」との声明を国連事務総長宛に提出した。

  したがって中国は、フィリピンの提訴した問題について仲介裁判所が示した判断に拘束されない権利があるという。

  記事は「中国政府は長期にわたり、領土にかんする争議は、双方の交渉を通じて平和に解決することを堅持してきた」と主張した。

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◆解説◆
  国営・新華社の上記記事は、同裁判で中国に不利な結論が出た場合、「従う意思がない」を示唆したものと考えてよい。ただし、従わなかった場合に中国に対する不信感が高まるのは必至で、中国外交にとって厳しい局面になることは、変わりない。

  中国では、国際海洋裁判所の裁判長が日本人の柳井俊二氏であり、柳井氏が安倍晋三首相が07年に集団自衛権に関連する改憲問題についての私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の座長を務めたことなどから、中国に不利な決定をするとの見方も出ている。

  一方でこのところ、さまざまな国際機関の主要なポストに中国人が就任する例が多くなっている。(編集担当:如月隼人)

 

 

中国は国際法の権利義務の概念を理解していないようだ
法の理念そのものを理解していないようだ 

「中国政府は長期にわたり、領土にかんする争議は、双方の交渉を通じて平和に解決することを堅持してきた」
その通り 権利は主張して構わない

フィリピンも 中国の不法占拠に対して 仲裁裁定を主張する権利はある

「中国はこの種の問題で国際的仲裁の拘束を受けない権利がある」

でも これは無い

権利と義務は表裏一体の不可分の概念である

互いに 自分に有利なことを主張する権利はある
と同時に 公平な第3者による裁定に対して従う義務がある
その義務に従わないのは 国際法に従わないという事である
自分の権利が通らなければ 相手の権利など認めないという事である
これは不公平である
力があれば 無理を通すと同義である

自ら 自分は無法者と表明しているのに等しい

自由平等 権利義務 民主制 三権分立制

日本がこの概念を理解したのは百数十年前である
百数十年かかってまだ消化しきれていないほど 王様を求める本能は強い
特定の優れた人々ではなく すべての国民が理解するにはとても時間がかかる
国民全員がこれを理解した時 その国は次のステップに進める 

現代的装いを纏っても 中国は古代の政治概念のままに見える

それに加え 中朝韓には 
嘗て 昔々 欧米日本に見られた 強烈な自国民族主義が台頭している
偉大なる中華民族 たぐいまれなる朝鮮民族 古代からの偉大な韓国民族 と 各国民の声が日増しに高まっている

強烈な民族主義 自国が最も優れていると言う選民民族意識が高揚している
民族主義と言う右傾化が進んでいる
彼らは その事を自覚していないように見える

日本を右傾化と 彼らは言う

今の日本に 日本人優越主義はないし 選民思想もない

たんに 彼らに遠慮し 彼らを気遣ってきた過去をやめただけ
腰を低くして 誤解を解こうと努力してきた
そんな我々の努力は通じなかった事を十分知った

彼らは自分たちの理解を求めるだけで 我々を理解しようとはしなかった

彼らは 自分たちが見えなくなっている 

日本を右傾化と言う彼らは 右傾化の意味が分かっていないのだろう

民族主義 自民族優越主義 それが右傾化なのだ
選民思想がなければ それほど心配はいらないのだが 

危険だ

植民地主義で 失敗した欧米
大東亜共栄圏で挫折した日本 

ゲルマン民族の優位性を標榜したドイツ
神国日本と 単純な正義感で暴走し 挙句の果てに全世界と戦う羽目になった日本

我々 現在先進国と言われる国々が 苦い経験とした 以前間違って辿った道を 
何もわからず歩もうとしている
愚かな

想定したくないが
この状態が続くとすれば
次に戦争が起きるとすれば
中 朝 韓 パキスタン イランなどの枢軸国と それ以外の連合国との戦いになる 

韓国は現在同盟国であるが
我々日本がそっけなく対応すれば 必ず中国と手を結ぶ

それは 彼らの歴史的本能である

彼らは 日本もアメリカも信用していない
もちろん 中国も信用していないが 自分が不利になれば 利用する
多分 歴史的民族記憶のなせる業 そのように 生きる人々なのだ
中朝韓は 愛憎半ばする 潜在的同盟国同士なのだと思う

もし起きれば双方とも多大な人的損害が出る

それとも テロ支援国家として存続するのか
定かではない

でも 中国は他国への領土侵略を意図してるのはこれで分かった

警戒すべきと思える 


 


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