報知機の検査の日らし天井でおっさんの声オカメ騒ぎぬ
北からの向かい風受け急ぐ夜寒の戻りの梅花の遅き
挨拶をすればけげんな顔をする夫に死なれて認知患ふ
独りでもここに住みたい認知症食事も出来ず電気止められ
家族とは何ぞやほんま切ないわ息子が親を平気で棄てる
フォロー中フォローするフォローする