セブン-イレブン足立島根店 (有)萬栄商店

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セブンイレブン 誕生35年

2009年08月13日 00時43分21秒 | オーナーの日記
はじまりは、テキサス州の氷屋さん

セブンイレブンのルーツは、氷屋さんだった。ときは1927年、アメリカ・テキサス州のオーククリフという小さな町の小さな氷小売販売店までさかのぼる。当時、まだ各家庭に電気冷蔵庫が普及していなかったため、冷蔵庫には大きな氷を入れて食品を冷やしていた。つまり氷屋さんは、生活に欠かせないお店だったのだ。

同年に設立されたサウスランド・アイス社(現 7-Eleven,Inc.)で、氷小売販売店を任されていたジョン・ジェファーソン・グリーン氏には、地域の人々からある声が寄せられていた。「氷を売ってくれるのは確かに便利だけど、卵や牛乳、パンなども扱ってくれると、もっと便利になるなぁ」――この声こそ、コンビニ誕生のきっかけとなったのだ。同氏はその旨をサウスランド・アイス社に提案し、会社はこの試みに同意した。

こうしてグリーン氏の店は、氷の販売だけでなく、卵や牛乳といった食品の取り扱いもスタートした。地域住民が喜んだことはいうまでもなく、「コンビニエンスストア(=便利なお店)」がここに誕生したのだ。このような店は、最初は「トーテム・ストア」と呼ばれ、店舗の庭に建てたトーテム・ポールが、今でいうコンビニのシンボルとなっていた。

サウスランド社のコンビニは、1946年には、朝7時から夜11時まで、毎日営業するチェーンとして、営業時間にちなんで店名を「7-ELEVEN」と変更。また、このときロゴを数字の“7”と“ELEVEN”を組み合わせたものとし、みんなの知っているロゴマークの原型となっている。


日本で最初のコンビニってどこ?

今となっては全国各地にあるコンビニだが、国内第1号店誕生までの道のりは、容易なものではなかった。なにせ、“コンビニエンスストア”というこの横文字、アメリカならまだしも、昭和40年代のニッポン人にはなじみのないもの。1973年にアメリカの「セブン-イレブン」と契約をし、ゼロからスタートしたセブン-イレブン・ジャパンの創業メンバーは1号店出店に向け場所探しに格闘していた。そこへ1通の手紙が届く。

手紙の主は、父を亡くし、家族の生活を支え、高校生と中学生の妹・弟の進学の学費を稼ぐため、大学を中退し稼業の酒屋を継いだ23歳の青年だった。「新聞で “コンビニエンスストア”という新しい店の取り組みを見た、自分はぜひそれに賭けてみたい」と……。

そして1974年、この青年をオーナーとして、江東区・豊洲に日本に第1号のセブン-イレブンがオープンした。以降、35年の間に日本中に店舗が増えていったのだ。

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