
それは「当たり前」なのだろうか?
練習をする場所がある。
指導者がいる。
メニュー(ワークアウト)がある。
タイムを計ってもらえる、尚且つ「あーしろ、こーしろ」と喧しく言われる。
つい数ヶ月前の4月~6月、緊急事態宣言の煽りをモロに受け、泳げなかった期間に今と同じ気持ちだったろうか?
練習をする場所がない。
指導者がいない。
メニュー(ワークアウト)がない。あったとしても、その通りに出来ない。
タイムを計ってもらえない、尚且つ「あーしろ、こーしろ」と喧しく言われない。
そして何よりも、一緒に練習する「仲間」がいない。
そんな時期を経て「泳げる喜び」を全身で感じていた7月はどこに行ってしまったのか?
試合がある、試合に出れる、それは最早当たり前なのだろうか?
「当たり前」の反対語は「有り難い」そして「ありがとう」。
練習が終わった後に、プールに向かって礼をして何て言いますか?
振り返って、何て言いますか?
ありがとうございました。
だよね。
当たり前じゃないんです。
もちろん、彼等彼女等がこんなヘッポコなコーチのオイラのもとに来てくれていることそのものも「当たり前」ではなく、とてつもなく有り難いことです。
だからこそ、あえて言うんです。
プラスアルファしてますか?
与えられたこと、頂いたこと、それ以上に自分自身で感謝の気持ちを込めてプラスアルファしてますか?って。
オイラは水泳コーチです。
それは、泳ぐことを通して人生を導く者という意味なのです。
だからこそ、彼等彼女等には敢えて言わせてもらいます。
もちろん、文字通り「生臭坊主」なオイラ自身にも。
甘ったれてんじゃねぇぞ、コラ!!
いかん、今夜は酔っ払い。
全く、まとまらない。
明日は笑顔でいられるようにしよう!