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弥勒山登山 191回目 2015/01/01 木曜日 元旦 直登
(1)大晦日に降った雪を踏みながら、孫と弥勒山初詣
(2)さすがに誰にも会わないさびしい山頂だった。
(3)
弥勒登山196回目 反時計回り 2015/01/13 火曜日
(1)久しぶりに顔をみせた、はっきりくっきり御岳山。
水蒸気の噴出が見当たらないがひよっとしたら噴火終了か?(2)中央アルプスもくっきり(3)恵那山
弥勒登山197回目 時計回り 2015/01/14 水曜日 曇天
曇天だが雨にはならないようなので時計回りに登ってきた。竹の沢の滝は何度行っても気分がいい。
沢を上り詰めた竹の休憩所で一組の年配夫婦が声を掛けて来た。彼らも同じ沢を登ってきたらしくてしばらく滝の話題で盛り上がった。
(1)昨日に比べればはっきり度が若干下がるものの、本日も御岳山がきれいだ。
よく見ると昨日とは違って噴気らしいものが見える。昨日はなかったものの完全に終焉した訳ではなさそうだ。
弥勒祠から廿原(つづはら)方面に20mほど下がったところで目の前をリスが横切った。
カメラを取り出す時間はなかった。リスは何度も見かけるが一度も写真に取れていない。
今回見たリスは頭から尻尾の先までで30Cm位だったが昨年春に30番標識近くで見たのは胴体だけで30Cm位あったのでこれは子供なのだろう。
パラオ 2015/01/20 火曜日 ダイビングの為にパラオへ出発
ひどく寒い快晴の早朝、千種駅前からJRハイウエイバスで東京駅に向かった。
06:46 高蔵寺 07:03 千種 JR中央本線快速・名古屋行
07:27 千種 13:47 東京駅八重洲口前 東名ライナー52号 ¥3,150
14:45東京駅八重洲口前 15:55成田空港第1ターミナル 東京シャトル京成 ¥\900
4F北ウイングDカウンター前で集合
20:20出発 デルタ航空DL287
快調に走る高速バスが大井川を渡る時に真正面に見える快晴の富士山は真っ白に輝いていてとても素晴しい。この位置で見る富士山が最も細くて、屹立と表現したくなる姿を見せてくれるのだ。歌川広重の描く富士山の屹立した姿は決して誇張ではないと激しく主張したくなる景色なのである。
さらに移動して足柄SAで見る富士山は裾野まで含めた雄大な姿を見せてくれる。真っ白に輝くスロープはスキーで一気に滑り降りられそうに見える。もちろん錯覚なのであるが!
東海道を走っていて富士山が見えないときはひどく損をした気分になるものである。
(1)たっぷりと余裕を取って早めに到着しても両替やら食事やら空港探検など結構楽しんでいる内にすぐに時間が尽きてしまうものである。
それにしても今回の成田は奇妙なほど閑散としていた。 こんなに旅行者の少ない成田は初めて見た。デルタ航空の客は殆どが日本人でほぼ満席だった。アテンダントもチーフ以外は日本人であって海外旅行の気分になれない。
2015/01/21 水曜日 二日目
日付が変わって1時間程でコロール空港に到着。時差なし、日本人だらけ。
パラオの位置を説明すると、四国からまっすぐ南に降りてフィリッピンの南のはずれに並ぶ辺りという表現が最も簡単であると思う。つまり日本と経度が同じなので時差はないのだ。
どういう手配なのか雑多なグループが1台のバスに乗せられて、各ホテルを転々と寄りながら運ばれた(配達されたみたい?)。 まったく海外旅行している気分にはなれない。
(1)深夜なのでホテルの受付は中年の女性一人だけで、日本語の単語を交えた英語を話すこの人は日本語を知らない英語圏の人にも英語を知らない日本語圏の人にも難しそうだった。しかし、何語でも関係なく思い付いた単語を無造作に並べて手振り身振りで補う人ならば問題あるまい。
(2)部屋には大きめの冷蔵庫が有ったがミネラルウオーターのサービスはない。
(3)朝まで眠ってからホテルの周りを散歩してみた。ここはホテルの裏側。(4)ホテル前の国道を東に見る。(5)ホテル前の国道を西に見る。(6)道路の反対側からホテルを見る。West Plaza Downtown ホテル
この辺りは2006年までパラオの首都だったところで、現在もパラオ最大の都市でありパラオ国民の過半数が住んでいるそうなのだが、この一本道にそってまばらに建物があるだけなのである。
決して不快な場所ではないのだが、コメントすべき言葉が見つからない。
朝食を取るべき店がないのでホテル向かい側にあるハンバーガー屋でハンバーガーとポテトチップスを食べた。 メンバーの平均年齢がひどく高いので全員がうんざりした顔で少し食べただけだった。
(7)朝食後迎えにやってきたダイブショップの車で出発した。(8)
(9)今回世話になる ダイブショップ CRUSE CONTROL(10)(11)
(12)ショップの横に桟橋があり、しっかりした船が3隻つないであった。(13)
(14)出発(15)(16)(17)この辺りの島は(海底も)堆積珊瑚で出来ている。つまり石灰岩なので火成岩等に比べればはるかに軟らかくて、水に溶けやすく波に削られやすいのだ。
そのせいで全ての島が、いわばマッシュルーム型になってしまっていてとても楽しい風景である。(18)
(19)(20)2台の大型船外機をつけてかなりの高速を出せる。(21)セブンティアイランド(22)色の違いは水深の違い
(23)(24)1本目 ケメレスコーラルガーデン 水温27℃(25)(26)透明度がかなり高い(27)(28)
(29)(30)(31)(32)(33)(34)青海亀登場
(35)二本目 ブルーホール 水温28℃ さっそく青海亀に遭遇(36)(37)ブルーホール内は暗い(38)(39)シャーク登場(40)
三本目のジャーマンチャネルに移動したが、1年ぶりのダイビングと睡眠不足で疲れたので3本目はあきらめた。この時潜った人たちは大群のマンタに遭遇したそうで、残念。
夜はショップオーナーの経営するカフェで和洋ごった混ぜの宴会となった。この土地は産物としては椰子の実と魚しかないために物価は非常に高い。居住日本人も多いので大概の物は手に入るし刺身の注文も出来るが、やはり熱帯の魚なのだろう味はいまいちだった。
2015/01/22 木曜日 三日目
昨日の朝食は失敗だったで昨夜の内にスーパーでパン、スライスドハム、レタス、瓶入りマスタードを買っておき、出発前にメンバー全員が一部屋に集まって食べた。これは大正解だった。
(1)本日の船には我々以外に夫婦と27才の息子の家族が居た。家族で行動できるのはいいな。(2)本日も高速移動。景色を見ているだけでも十分に楽しい。
(3)本日の一本目はブルーコーナー
昨日の写真が暗かったので本日はストロボをセットしたが、そのために海中の小さな浮遊物までが反射してひどく汚く見えてしまう。海中でストロボを止める手立てを調べて置かなかったのでなんとも成らない。(4)(5)ギンガメアジの大群(6)ギンガメアジを狙っている(7)(8)これだけ大量の魚が居て、多くのサメも集まっているが捕食の瞬間を見ることは出来なかった。(9)(10)
(11)2本目は少しだけ移動した場所(12)(13)(14)(15)
(16)三本目はニュードロップ これはグレイリーシャークかな?
夜は「夢」と言う日本人経営の居酒屋に行った。甚平を着た小柄で初老の爺さんがオーナーらしく気ままに店内を動き回って客の世話をしていたが、この人の勧めてくれたシャコ貝の肝を裏ごしして固めたつまみとタロイモ焼酎の組み合わせが絶品だった。
2015/01/23 金曜日 四日目
(1)(2)船長のサービスで美しい島々をめぐるコースを通ってダイビングスポットに向かった。(3)(4)
(5)一本目はジャーマンチャネル(6)さっそくマンタが登場(7)(8)(9)(10)(11)
二本目はシアストンネル 暗くて写真は全てピンボケだった。
(12)三本目はシアスコーナー(13)(14)(15)
この夜は再びショップオーナー経営カフェの2階のテラスで食事兼宴会をした。
2015/01/24 土曜日 五日目
早朝ダイブの手配で早朝4時に出発。暗い内に準備して船出したので初めて南十字星を確認できた。南十字星の見える緯度には何度か来ているが、暗い内に海に出たのは初めてなのである。
縦横の交点に星があれば十字架に見えるだろうが、それがないために予め知っていなければ十字ではなくひし形に見えてしまうこの星座を強引に十字架にしてしまうキリスト教徒にも困ったものだが、真っ暗な海上でエンジンの音と海風を浴びながら南十字星を眺めているというのも良いものだった。
(1)6時過ぎてやっと明るくなってきた。(2)
(3)ターガーシャーク別名イタチザメか?一本目はブルーコーナー 6時30分頃は海中もまだ暗かった。かなり流れがある断崖の上で大物の魚が集まったり別れたり、捕食活動なのだろうが捕食の瞬間は見れなかった。(4)(5)(6)メガネモチノウオ 別名ナポレオンフィッシュ(7)(8)
(9)2本目はビッグドロップオフドロップオフの崖にそって移動すると様々なサンゴが目に付く。
海中なので色の変化は目立たないが、形の美しさには感動する。(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)
明早朝の飛行機に乗るために本日は二本でお終い。
装備を水洗いして乾かしメッシュバッグに詰める作業の間に打ち上げ宴会がダイブショップのサービスで始まった。庭に持ち出されたオーブンで鳥の骨付き肉が焼かれ、氷水に浸けられたカンビールが振舞われた。実に美味かった!養鶏ではなく野放しの鶏なのだろうか?
いったん宿に帰ってから近くのスーパーと土産物店で土産を探したが、地元の産物がない土地であるために魚と椰子の実製品以外は輸入品なのである。
(18)ココナッツオイルの石鹸と、たまたま近くに居た日本人観光客らしい女性たちの会話からココナッツオイルの化粧品を買った。
2015/01/25 日曜日 六日目
軽く眠ってから深夜に出発。対向車のまったく居ない広い道路(地図にはメインストリートと書いてある)には街灯もほとんどない。
4時頃に搭乗した飛行機は滑走路に移動し始めてすぐに止まってしまった。
しばらくしてアナウンスされたのは何かの油圧のスイッチが働かないのでエンジニアを呼んでいるとのこと。
両側3列席の通路側に座った筆者が顔を通路側に突き出すとまっすぐ前方に操縦席のドアが開いていて何やら作業しているのが見えた。
これから4時間以上掛けて日本まで飛ぶ飛行機が乗客を乗せたまま修理しているという何とも不安になる事態だったが、誰も騒ぐ人は居なかった。
一時間くらいで修理が終わると飛行機はあっさりと離陸した。
弥勒登山198回目 反時計回り 2015/01/29 木曜日
パラオへ行っていた間に季節は最寒期になっていた。雪はないが風が冷たくて痛い。
(1)御岳山には相変わらず噴気が見える。
雨が好きだ
独りで歩いている獣に
天が語りかけてくる
そんな雨が大好きだ
弥勒登山200回目 反時計回り 2015/02/03 火曜日
(1)本日も どっ快晴
御岳山の噴気がやや大きいように見える。形からして雲やガスとは思えないのだが?
越後湯沢 2015/02/06 金曜日 中里で二泊三日のスキー
ホテルエンゼルグランデア越後中里
新潟県南魚沼郡湯沢町土橋4707-1
相思鳥 2015/02/10 火曜日 弥勒登山203回目 時計回り
(1)18番標識の手前 昨日から断続的に降雪している。一昨日が雨だったので昨日は登るのを控えたが、本日は雪なので出かけた。
細かい粉雪が、降るというよりも漂うように軽く降っていて積もるほどの量には見えない。
(2)滝の手前(3)周りが白いと滝の景観も又格別。
(4)32番標識近くの休憩所 毎回ここの雪が一番深い。
(5)弥勒山頂上 展望台に設置してある温度計は1℃を示していた。
(6)ソウシチョウ(相思鳥)と初対面(7)以前から目撃情報は耳にしていたが、実際に見たのは本日初めて。
(8)ソウシチョウとは別のこれも初対面の鳥が来た。
帰宅後に調べたら、これはクロジ(黒鵐)らしい。(9)
クロジ(黒鵐)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
日本では、本州中部以北に留鳥として生息し繁殖する。
冬季は南方や平地に移動する個体も多いので漂鳥。
日本においては比較的普通種であったが、日本以外の地域での生息は長く確認されていなかったため、一時期日本固有種とされていたこともある。 だそうである。
ソウシチョウ(相思鳥)は、スズメ目チメドリ科(ヒタキ科とする説もあり)
インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。
日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。
「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種 とあった。
ソウシチョウは増えつつあるらしくて、ウグイスの生活環境を犯す侵略的外来種らしい。どちらかを選ぶ事態になったとしたら、声が美しく日本的な鶯か、姿の美しい相思鳥か悩んでしまうことだろう。
(10)(11)(12)(13)
(14)大谷山頂 地表の雪は踏まれて無くなっていたが樹上には沢山ある。
(15)道樹山頂 こちらは訪問者が少ないのか踏み跡も雪で覆われていて真っ白。
弥勒登山206回目 反時計回り 2015/02/16 月曜日
快晴で御岳山がくっきり
ヤマドリ 2015/02/19 木曜日 弥勒登山207回目 時計回り
(1)ヤマドリに遭遇
24番標識近くの樹林帯の坂を登っているとバッサバッサと何かを振り回すような音がした。
見回すと10mほど先の倒木の上でキジくらいの大きさの鳥が翼を広げたり閉じたりしている。
体格も体形もキジと同じだが色が違う。
(2)
(3)
(4)帰宅してから写真を元にその正体を調べた。キジはオスと雌でまったく色が違うが、今日出会った鳥はキジのメスとも違う。
いろいろと調べまわってこれはヤマドリであると確信した。 野生のキジは何度も見たが、ヤマドリは見たことがないので弥勒山に居るとは知らなかった。
オスが鳴くことはまれだが、繁殖期になるとオスは翼を激しくはばたかせ、オートバイのエンジン音に似た非常に大きな音を出す(ドラミング、ほろ打ちとも言う)ことで縄張り宣言をし、同時にメスの気を惹く。との記事があったので最初に聞いた音はこれのようである。
分類上は
キジ目キジ科ヤマドリ属ヤマドリ
キジ目キジ科 キジ属キジ
なのでキジとヤマドリは比較的近い種といえる。
ヤマドリが日本の固有種であるのにカタカナ書きであるのに対して、一方のキジは外国にも居るのにもかかわらず雉と書き、日本の国鳥であるのは妙な気がする。
まあ、見た目で選ぶのなら筆者もキジを選ぶのだが !。
春が近い 2015/03/05 木曜日 弥勒登山213回目 時計回り
(1)これは何のつぼみなのだろうか?帰宅して写真を元に図鑑を探し回ったが判らない。32番標識のすぐ近くにあった。(2)(3)
(4)弥勒山頂のツツジの芽も大きくなってきたのでもう春は近い。
(5)相思鳥の数が増えてきて本日は8羽を数えた。馴れてきたようで写真に撮り易くなった。(6)
弥勒登山214回目 反時計回り 2015/03/12 木曜日
(1)道樹山頂 二日間降り続いたが、やはり季節外れの雪は解けるのも早い。
大谷山頂にも弥勒山頂にも雪は残っていなかったが、おかげで山道は泥んこである。(2)弥勒山頂のつつじ 心なしか蕾が大きくなり数も増えたような気がする。
一週間前にも撮っていてそれ程違う筈もないとも思うが気のせいなのだろうか?(3)
弥勒登山216回目 反時計回り 2015/03/17 火曜日
(1)久しぶりの御岳山。快晴ではあるが春らしくかすんでしまっている。
気温も高くリュックの背中にしっかりと汗をかいてしまう。
(2)今年初めて出会ったカナヘビ。28番標識近くで見かけた。
まだ弥勒山頂のツツジはつぼみのままであるが、冬は終わってしまったらしい。(3)
2015/03/19 木曜日 終日雨
春は雨
風は静かに雨運び
森も雨
しっとり樹皮に浸み通る
風も雨
空気は豊かに水気を含み
静かな静かな海の底
弥勒登山217回目 時計回り 2014/03/21 土曜日
(1)タチツボスミレ 竹の休憩所足下で見つけた。
昨年は4月2日に道樹山谷で見つけているのでこの春は昨年よりも暖かいのかも知れない。(2)
(3)弥勒山頂のつつじのつぼみがゆるんできた。 開花も近い。
弥勒登山218回目 反時計回り 2015/03/23 月曜日
(1)ヒサカキの花 弥勒山頂の弥勒祠傍で小さな花をつけていた。
初めは馬酔木かと思ったが花弁の形が少し違うし葉も違う。帰宅してネットで春の花を検索してヒサカキと確信した。
(2)03/05に紹介した花は植物画の鈴木先生から「深山(ミヤマ)シキミ」であると御教示頂いたが、その後二週間たっても花が開いてこない。
深山シキミであればこの小さい粒が開花してやがて赤い実がなるらしいので期待して待っている。シキミの実は猛毒なので「悪しき実(あしきみ)」と呼ばれたのがシキミの語源であると言う説もあるそうだ。(3)
弥勒登山220回目 反時計回り 2015/03/26 木曜日
(1)久しぶりの快晴。ぶり返した季節外れの寒波のおかげで春靄も少なく御岳山がくっきりと見える。御岳上空の風が弱いらしく噴気が高く上っていた。
(2)弥勒山頂のベンチ傍でシキミが花開いていた。 深山シキミとはかなり違うシキミは樹高2~5mほどになる常緑小高木。
Wikipedia先生の説明を要約すると
日本では本州中部以南、四国、九州、琉球に分布し、中国にも分布する。
マツブサ科又はシキミ科又はモクレン科シキミ属シキミ
ミヤマシキミは樹高1m~1.5mほどの常緑低木。
東アジア、東南アジアの温帯、暖帯に分布し、約9種知られているが日本ではミヤマシキミ1種だけが確認されている。 ミカン科ミヤマシキミ属ミヤマシキミ
全く種類の違う植物なのに葉の形がよく似ていて、猛毒であるところも同じと言う厄介な植物である。
それにしても、シキミの科が文献によってマツブサ科、又はシキミ科、又はモクレン科と三種類あっていくつかの文献には「とも言われる」と併記してあるのも困ったものである。
ふと気になって32番標識に行ってみたら、深山シキミの近くにもシキミがあって花開いていた。(3)
深山シキミとカタクリ
2015/03/28 土曜日 弥勒登山220回目 反時計回り
(1)32番標識近くの「深山しきみ」を良く見たら既に開きかけている花もあった。(2)
(3)ひょっとしたら「カタクリ」の花も開花しているかも知れないと思い、大谷山頂の先から群生地に向かって下ってみたら「ショウジョウバカマ」を発見した。
「ショウジョウバカマ」からさらに下ると「深山シキミ」によく似た植物が群生しているところに出くわした。
(4)昨シーズンにもここを通っているが気付かないで通り過ぎていた。よく見ると葉が違うように見える。こちらは少し細長いようであり側面にギザギザがある。
(5)深山シキミの葉とそっくりの植物もあった。しかも赤い実がなっている。これが「深山シキミ」の実なのだろうか?
(6)まだまばらではあるが「カタクリ」は咲いていた。(7)(8)季節は替わり始めれば速いと言うが。まさにドンドンと変化しているのだ。
ヤマドリ再び 2015/03/31 火曜日 弥勒登山222回目 反時計回り
(1)弥勒山頂のつつじの芽が膨らんできた。(2)平地では既に桜も開花しているが、里山とは言え山上の季節は遅いのだ。
(3)桜も膨らみ始めてはいる。(4)
(5)25番標識近くの斜面を下っていると「パルルン パルルン」と妙な音がする。そっと近づいてみるとヤマドリが羽を広げて振る事で音を出していた。なるほどこれがヤマドリのドラミング(縄張り宣言兼求愛行動)なのか!
残念ながら気付かれてしまった為にドラミング中の写真は撮れなかった。(6)(7)(8)長い尾が見事である。(9)
弥勒山は春 2015/04/09 木曜日 弥勒登山223回目 時計回り
季節外れの「寒のもどり」なのだろうか、昨日は大変に冷えて東京では雪が降ったと言う。
名古屋でも春日井でも降雪はなかったが、弱い雨が降ってひどく寒かった。本日も寒い。
(1)18番標識近くはまだ平地と変らない標高なので、この寒さと風で散ったたさくらが道をピンク色に染めている。
ウグイスに
細雪かな
花吹雪
(2)弥勒小屋近くでタンポポが鮮やかな黄色に染まっていた。(3)32番標識近くの深山シキミは完全に花開いていた。(4)(5)2mほど離れているシキミの木では実が成りかけている。
(6)弥勒山頂のツツジもしっかりと咲いている。(7)
(8)平地ではかなり散ってしまっていると言うのに弥勒山頂の桜は今が咲き始めである。(9)天候不順でご無沙汰していた間にも弥勒山の春は進んでいたのである。
弥勒山日記 (22)に続く
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弥勒山登山 191回目 2015/01/01 木曜日 元旦 直登
(1)大晦日に降った雪を踏みながら、孫と弥勒山初詣
(2)さすがに誰にも会わないさびしい山頂だった。
(3)
弥勒登山196回目 反時計回り 2015/01/13 火曜日
(1)久しぶりに顔をみせた、はっきりくっきり御岳山。
水蒸気の噴出が見当たらないがひよっとしたら噴火終了か?(2)中央アルプスもくっきり(3)恵那山
弥勒登山197回目 時計回り 2015/01/14 水曜日 曇天
曇天だが雨にはならないようなので時計回りに登ってきた。竹の沢の滝は何度行っても気分がいい。
沢を上り詰めた竹の休憩所で一組の年配夫婦が声を掛けて来た。彼らも同じ沢を登ってきたらしくてしばらく滝の話題で盛り上がった。
(1)昨日に比べればはっきり度が若干下がるものの、本日も御岳山がきれいだ。
よく見ると昨日とは違って噴気らしいものが見える。昨日はなかったものの完全に終焉した訳ではなさそうだ。
弥勒祠から廿原(つづはら)方面に20mほど下がったところで目の前をリスが横切った。
カメラを取り出す時間はなかった。リスは何度も見かけるが一度も写真に取れていない。
今回見たリスは頭から尻尾の先までで30Cm位だったが昨年春に30番標識近くで見たのは胴体だけで30Cm位あったのでこれは子供なのだろう。
パラオ 2015/01/20 火曜日 ダイビングの為にパラオへ出発
ひどく寒い快晴の早朝、千種駅前からJRハイウエイバスで東京駅に向かった。
06:46 高蔵寺 07:03 千種 JR中央本線快速・名古屋行
07:27 千種 13:47 東京駅八重洲口前 東名ライナー52号 ¥3,150
14:45東京駅八重洲口前 15:55成田空港第1ターミナル 東京シャトル京成 ¥\900
4F北ウイングDカウンター前で集合
20:20出発 デルタ航空DL287
快調に走る高速バスが大井川を渡る時に真正面に見える快晴の富士山は真っ白に輝いていてとても素晴しい。この位置で見る富士山が最も細くて、屹立と表現したくなる姿を見せてくれるのだ。歌川広重の描く富士山の屹立した姿は決して誇張ではないと激しく主張したくなる景色なのである。
さらに移動して足柄SAで見る富士山は裾野まで含めた雄大な姿を見せてくれる。真っ白に輝くスロープはスキーで一気に滑り降りられそうに見える。もちろん錯覚なのであるが!
東海道を走っていて富士山が見えないときはひどく損をした気分になるものである。
(1)たっぷりと余裕を取って早めに到着しても両替やら食事やら空港探検など結構楽しんでいる内にすぐに時間が尽きてしまうものである。
それにしても今回の成田は奇妙なほど閑散としていた。 こんなに旅行者の少ない成田は初めて見た。デルタ航空の客は殆どが日本人でほぼ満席だった。アテンダントもチーフ以外は日本人であって海外旅行の気分になれない。
2015/01/21 水曜日 二日目
日付が変わって1時間程でコロール空港に到着。時差なし、日本人だらけ。
パラオの位置を説明すると、四国からまっすぐ南に降りてフィリッピンの南のはずれに並ぶ辺りという表現が最も簡単であると思う。つまり日本と経度が同じなので時差はないのだ。
どういう手配なのか雑多なグループが1台のバスに乗せられて、各ホテルを転々と寄りながら運ばれた(配達されたみたい?)。 まったく海外旅行している気分にはなれない。
(1)深夜なのでホテルの受付は中年の女性一人だけで、日本語の単語を交えた英語を話すこの人は日本語を知らない英語圏の人にも英語を知らない日本語圏の人にも難しそうだった。しかし、何語でも関係なく思い付いた単語を無造作に並べて手振り身振りで補う人ならば問題あるまい。
(2)部屋には大きめの冷蔵庫が有ったがミネラルウオーターのサービスはない。
(3)朝まで眠ってからホテルの周りを散歩してみた。ここはホテルの裏側。(4)ホテル前の国道を東に見る。(5)ホテル前の国道を西に見る。(6)道路の反対側からホテルを見る。West Plaza Downtown ホテル
この辺りは2006年までパラオの首都だったところで、現在もパラオ最大の都市でありパラオ国民の過半数が住んでいるそうなのだが、この一本道にそってまばらに建物があるだけなのである。
決して不快な場所ではないのだが、コメントすべき言葉が見つからない。
朝食を取るべき店がないのでホテル向かい側にあるハンバーガー屋でハンバーガーとポテトチップスを食べた。 メンバーの平均年齢がひどく高いので全員がうんざりした顔で少し食べただけだった。
(7)朝食後迎えにやってきたダイブショップの車で出発した。(8)
(9)今回世話になる ダイブショップ CRUSE CONTROL(10)(11)
(12)ショップの横に桟橋があり、しっかりした船が3隻つないであった。(13)
(14)出発(15)(16)(17)この辺りの島は(海底も)堆積珊瑚で出来ている。つまり石灰岩なので火成岩等に比べればはるかに軟らかくて、水に溶けやすく波に削られやすいのだ。
そのせいで全ての島が、いわばマッシュルーム型になってしまっていてとても楽しい風景である。(18)
(19)(20)2台の大型船外機をつけてかなりの高速を出せる。(21)セブンティアイランド(22)色の違いは水深の違い
(23)(24)1本目 ケメレスコーラルガーデン 水温27℃(25)(26)透明度がかなり高い(27)(28)
(29)(30)(31)(32)(33)(34)青海亀登場
(35)二本目 ブルーホール 水温28℃ さっそく青海亀に遭遇(36)(37)ブルーホール内は暗い(38)(39)シャーク登場(40)
三本目のジャーマンチャネルに移動したが、1年ぶりのダイビングと睡眠不足で疲れたので3本目はあきらめた。この時潜った人たちは大群のマンタに遭遇したそうで、残念。
夜はショップオーナーの経営するカフェで和洋ごった混ぜの宴会となった。この土地は産物としては椰子の実と魚しかないために物価は非常に高い。居住日本人も多いので大概の物は手に入るし刺身の注文も出来るが、やはり熱帯の魚なのだろう味はいまいちだった。
2015/01/22 木曜日 三日目
昨日の朝食は失敗だったで昨夜の内にスーパーでパン、スライスドハム、レタス、瓶入りマスタードを買っておき、出発前にメンバー全員が一部屋に集まって食べた。これは大正解だった。
(1)本日の船には我々以外に夫婦と27才の息子の家族が居た。家族で行動できるのはいいな。(2)本日も高速移動。景色を見ているだけでも十分に楽しい。
(3)本日の一本目はブルーコーナー
昨日の写真が暗かったので本日はストロボをセットしたが、そのために海中の小さな浮遊物までが反射してひどく汚く見えてしまう。海中でストロボを止める手立てを調べて置かなかったのでなんとも成らない。(4)(5)ギンガメアジの大群(6)ギンガメアジを狙っている(7)(8)これだけ大量の魚が居て、多くのサメも集まっているが捕食の瞬間を見ることは出来なかった。(9)(10)
(11)2本目は少しだけ移動した場所(12)(13)(14)(15)
(16)三本目はニュードロップ これはグレイリーシャークかな?
夜は「夢」と言う日本人経営の居酒屋に行った。甚平を着た小柄で初老の爺さんがオーナーらしく気ままに店内を動き回って客の世話をしていたが、この人の勧めてくれたシャコ貝の肝を裏ごしして固めたつまみとタロイモ焼酎の組み合わせが絶品だった。
2015/01/23 金曜日 四日目
(1)(2)船長のサービスで美しい島々をめぐるコースを通ってダイビングスポットに向かった。(3)(4)
(5)一本目はジャーマンチャネル(6)さっそくマンタが登場(7)(8)(9)(10)(11)
二本目はシアストンネル 暗くて写真は全てピンボケだった。
(12)三本目はシアスコーナー(13)(14)(15)
この夜は再びショップオーナー経営カフェの2階のテラスで食事兼宴会をした。
2015/01/24 土曜日 五日目
早朝ダイブの手配で早朝4時に出発。暗い内に準備して船出したので初めて南十字星を確認できた。南十字星の見える緯度には何度か来ているが、暗い内に海に出たのは初めてなのである。
縦横の交点に星があれば十字架に見えるだろうが、それがないために予め知っていなければ十字ではなくひし形に見えてしまうこの星座を強引に十字架にしてしまうキリスト教徒にも困ったものだが、真っ暗な海上でエンジンの音と海風を浴びながら南十字星を眺めているというのも良いものだった。
(1)6時過ぎてやっと明るくなってきた。(2)
(3)ターガーシャーク別名イタチザメか?一本目はブルーコーナー 6時30分頃は海中もまだ暗かった。かなり流れがある断崖の上で大物の魚が集まったり別れたり、捕食活動なのだろうが捕食の瞬間は見れなかった。(4)(5)(6)メガネモチノウオ 別名ナポレオンフィッシュ(7)(8)
(9)2本目はビッグドロップオフドロップオフの崖にそって移動すると様々なサンゴが目に付く。
海中なので色の変化は目立たないが、形の美しさには感動する。(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)
明早朝の飛行機に乗るために本日は二本でお終い。
装備を水洗いして乾かしメッシュバッグに詰める作業の間に打ち上げ宴会がダイブショップのサービスで始まった。庭に持ち出されたオーブンで鳥の骨付き肉が焼かれ、氷水に浸けられたカンビールが振舞われた。実に美味かった!養鶏ではなく野放しの鶏なのだろうか?
いったん宿に帰ってから近くのスーパーと土産物店で土産を探したが、地元の産物がない土地であるために魚と椰子の実製品以外は輸入品なのである。
(18)ココナッツオイルの石鹸と、たまたま近くに居た日本人観光客らしい女性たちの会話からココナッツオイルの化粧品を買った。
2015/01/25 日曜日 六日目
軽く眠ってから深夜に出発。対向車のまったく居ない広い道路(地図にはメインストリートと書いてある)には街灯もほとんどない。
4時頃に搭乗した飛行機は滑走路に移動し始めてすぐに止まってしまった。
しばらくしてアナウンスされたのは何かの油圧のスイッチが働かないのでエンジニアを呼んでいるとのこと。
両側3列席の通路側に座った筆者が顔を通路側に突き出すとまっすぐ前方に操縦席のドアが開いていて何やら作業しているのが見えた。
これから4時間以上掛けて日本まで飛ぶ飛行機が乗客を乗せたまま修理しているという何とも不安になる事態だったが、誰も騒ぐ人は居なかった。
一時間くらいで修理が終わると飛行機はあっさりと離陸した。
弥勒登山198回目 反時計回り 2015/01/29 木曜日
パラオへ行っていた間に季節は最寒期になっていた。雪はないが風が冷たくて痛い。
(1)御岳山には相変わらず噴気が見える。
雨が好きだ
独りで歩いている獣に
天が語りかけてくる
そんな雨が大好きだ
弥勒登山200回目 反時計回り 2015/02/03 火曜日
(1)本日も どっ快晴
御岳山の噴気がやや大きいように見える。形からして雲やガスとは思えないのだが?
越後湯沢 2015/02/06 金曜日 中里で二泊三日のスキー
ホテルエンゼルグランデア越後中里
新潟県南魚沼郡湯沢町土橋4707-1
相思鳥 2015/02/10 火曜日 弥勒登山203回目 時計回り
(1)18番標識の手前 昨日から断続的に降雪している。一昨日が雨だったので昨日は登るのを控えたが、本日は雪なので出かけた。
細かい粉雪が、降るというよりも漂うように軽く降っていて積もるほどの量には見えない。
(2)滝の手前(3)周りが白いと滝の景観も又格別。
(4)32番標識近くの休憩所 毎回ここの雪が一番深い。
(5)弥勒山頂上 展望台に設置してある温度計は1℃を示していた。
(6)ソウシチョウ(相思鳥)と初対面(7)以前から目撃情報は耳にしていたが、実際に見たのは本日初めて。
(8)ソウシチョウとは別のこれも初対面の鳥が来た。
帰宅後に調べたら、これはクロジ(黒鵐)らしい。(9)
クロジ(黒鵐)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
日本では、本州中部以北に留鳥として生息し繁殖する。
冬季は南方や平地に移動する個体も多いので漂鳥。
日本においては比較的普通種であったが、日本以外の地域での生息は長く確認されていなかったため、一時期日本固有種とされていたこともある。 だそうである。
ソウシチョウ(相思鳥)は、スズメ目チメドリ科(ヒタキ科とする説もあり)
インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。
日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。
「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種 とあった。
ソウシチョウは増えつつあるらしくて、ウグイスの生活環境を犯す侵略的外来種らしい。どちらかを選ぶ事態になったとしたら、声が美しく日本的な鶯か、姿の美しい相思鳥か悩んでしまうことだろう。
(10)(11)(12)(13)
(14)大谷山頂 地表の雪は踏まれて無くなっていたが樹上には沢山ある。
(15)道樹山頂 こちらは訪問者が少ないのか踏み跡も雪で覆われていて真っ白。
弥勒登山206回目 反時計回り 2015/02/16 月曜日
快晴で御岳山がくっきり
ヤマドリ 2015/02/19 木曜日 弥勒登山207回目 時計回り
(1)ヤマドリに遭遇
24番標識近くの樹林帯の坂を登っているとバッサバッサと何かを振り回すような音がした。
見回すと10mほど先の倒木の上でキジくらいの大きさの鳥が翼を広げたり閉じたりしている。
体格も体形もキジと同じだが色が違う。
(2)
(3)
(4)帰宅してから写真を元にその正体を調べた。キジはオスと雌でまったく色が違うが、今日出会った鳥はキジのメスとも違う。
いろいろと調べまわってこれはヤマドリであると確信した。 野生のキジは何度も見たが、ヤマドリは見たことがないので弥勒山に居るとは知らなかった。
オスが鳴くことはまれだが、繁殖期になるとオスは翼を激しくはばたかせ、オートバイのエンジン音に似た非常に大きな音を出す(ドラミング、ほろ打ちとも言う)ことで縄張り宣言をし、同時にメスの気を惹く。との記事があったので最初に聞いた音はこれのようである。
分類上は
キジ目キジ科ヤマドリ属ヤマドリ
キジ目キジ科 キジ属キジ
なのでキジとヤマドリは比較的近い種といえる。
ヤマドリが日本の固有種であるのにカタカナ書きであるのに対して、一方のキジは外国にも居るのにもかかわらず雉と書き、日本の国鳥であるのは妙な気がする。
まあ、見た目で選ぶのなら筆者もキジを選ぶのだが !。
春が近い 2015/03/05 木曜日 弥勒登山213回目 時計回り
(1)これは何のつぼみなのだろうか?帰宅して写真を元に図鑑を探し回ったが判らない。32番標識のすぐ近くにあった。(2)(3)
(4)弥勒山頂のツツジの芽も大きくなってきたのでもう春は近い。
(5)相思鳥の数が増えてきて本日は8羽を数えた。馴れてきたようで写真に撮り易くなった。(6)
弥勒登山214回目 反時計回り 2015/03/12 木曜日
(1)道樹山頂 二日間降り続いたが、やはり季節外れの雪は解けるのも早い。
大谷山頂にも弥勒山頂にも雪は残っていなかったが、おかげで山道は泥んこである。(2)弥勒山頂のつつじ 心なしか蕾が大きくなり数も増えたような気がする。
一週間前にも撮っていてそれ程違う筈もないとも思うが気のせいなのだろうか?(3)
弥勒登山216回目 反時計回り 2015/03/17 火曜日
(1)久しぶりの御岳山。快晴ではあるが春らしくかすんでしまっている。
気温も高くリュックの背中にしっかりと汗をかいてしまう。
(2)今年初めて出会ったカナヘビ。28番標識近くで見かけた。
まだ弥勒山頂のツツジはつぼみのままであるが、冬は終わってしまったらしい。(3)
2015/03/19 木曜日 終日雨
春は雨
風は静かに雨運び
森も雨
しっとり樹皮に浸み通る
風も雨
空気は豊かに水気を含み
静かな静かな海の底
弥勒登山217回目 時計回り 2014/03/21 土曜日
(1)タチツボスミレ 竹の休憩所足下で見つけた。
昨年は4月2日に道樹山谷で見つけているのでこの春は昨年よりも暖かいのかも知れない。(2)
(3)弥勒山頂のつつじのつぼみがゆるんできた。 開花も近い。
弥勒登山218回目 反時計回り 2015/03/23 月曜日
(1)ヒサカキの花 弥勒山頂の弥勒祠傍で小さな花をつけていた。
初めは馬酔木かと思ったが花弁の形が少し違うし葉も違う。帰宅してネットで春の花を検索してヒサカキと確信した。
(2)03/05に紹介した花は植物画の鈴木先生から「深山(ミヤマ)シキミ」であると御教示頂いたが、その後二週間たっても花が開いてこない。
深山シキミであればこの小さい粒が開花してやがて赤い実がなるらしいので期待して待っている。シキミの実は猛毒なので「悪しき実(あしきみ)」と呼ばれたのがシキミの語源であると言う説もあるそうだ。(3)
弥勒登山220回目 反時計回り 2015/03/26 木曜日
(1)久しぶりの快晴。ぶり返した季節外れの寒波のおかげで春靄も少なく御岳山がくっきりと見える。御岳上空の風が弱いらしく噴気が高く上っていた。
(2)弥勒山頂のベンチ傍でシキミが花開いていた。 深山シキミとはかなり違うシキミは樹高2~5mほどになる常緑小高木。
Wikipedia先生の説明を要約すると
日本では本州中部以南、四国、九州、琉球に分布し、中国にも分布する。
マツブサ科又はシキミ科又はモクレン科シキミ属シキミ
ミヤマシキミは樹高1m~1.5mほどの常緑低木。
東アジア、東南アジアの温帯、暖帯に分布し、約9種知られているが日本ではミヤマシキミ1種だけが確認されている。 ミカン科ミヤマシキミ属ミヤマシキミ
全く種類の違う植物なのに葉の形がよく似ていて、猛毒であるところも同じと言う厄介な植物である。
それにしても、シキミの科が文献によってマツブサ科、又はシキミ科、又はモクレン科と三種類あっていくつかの文献には「とも言われる」と併記してあるのも困ったものである。
ふと気になって32番標識に行ってみたら、深山シキミの近くにもシキミがあって花開いていた。(3)
深山シキミとカタクリ
2015/03/28 土曜日 弥勒登山220回目 反時計回り
(1)32番標識近くの「深山しきみ」を良く見たら既に開きかけている花もあった。(2)
(3)ひょっとしたら「カタクリ」の花も開花しているかも知れないと思い、大谷山頂の先から群生地に向かって下ってみたら「ショウジョウバカマ」を発見した。
「ショウジョウバカマ」からさらに下ると「深山シキミ」によく似た植物が群生しているところに出くわした。
(4)昨シーズンにもここを通っているが気付かないで通り過ぎていた。よく見ると葉が違うように見える。こちらは少し細長いようであり側面にギザギザがある。
(5)深山シキミの葉とそっくりの植物もあった。しかも赤い実がなっている。これが「深山シキミ」の実なのだろうか?
(6)まだまばらではあるが「カタクリ」は咲いていた。(7)(8)季節は替わり始めれば速いと言うが。まさにドンドンと変化しているのだ。
ヤマドリ再び 2015/03/31 火曜日 弥勒登山222回目 反時計回り
(1)弥勒山頂のつつじの芽が膨らんできた。(2)平地では既に桜も開花しているが、里山とは言え山上の季節は遅いのだ。
(3)桜も膨らみ始めてはいる。(4)
(5)25番標識近くの斜面を下っていると「パルルン パルルン」と妙な音がする。そっと近づいてみるとヤマドリが羽を広げて振る事で音を出していた。なるほどこれがヤマドリのドラミング(縄張り宣言兼求愛行動)なのか!
残念ながら気付かれてしまった為にドラミング中の写真は撮れなかった。(6)(7)(8)長い尾が見事である。(9)
弥勒山は春 2015/04/09 木曜日 弥勒登山223回目 時計回り
季節外れの「寒のもどり」なのだろうか、昨日は大変に冷えて東京では雪が降ったと言う。
名古屋でも春日井でも降雪はなかったが、弱い雨が降ってひどく寒かった。本日も寒い。
(1)18番標識近くはまだ平地と変らない標高なので、この寒さと風で散ったたさくらが道をピンク色に染めている。
ウグイスに
細雪かな
花吹雪
(2)弥勒小屋近くでタンポポが鮮やかな黄色に染まっていた。(3)32番標識近くの深山シキミは完全に花開いていた。(4)(5)2mほど離れているシキミの木では実が成りかけている。
(6)弥勒山頂のツツジもしっかりと咲いている。(7)
(8)平地ではかなり散ってしまっていると言うのに弥勒山頂の桜は今が咲き始めである。(9)天候不順でご無沙汰していた間にも弥勒山の春は進んでいたのである。
弥勒山日記 (22)に続く
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涼様
お世話になります。
日本テレビ「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」という番組を担当しております佐藤と申します。
この度、当番組で世界のトイレについて取り上げるにあたって、インドネシアの浴槽付きトイレを紹介する際に、ブログ「弥勒山」2014年3月14日エントリー「ムンジャガン」に掲載されております浴槽付きトイレの写真を、放送の中で使わせていただきたく存じます。
もし可能でしたら、お手数ですがマスター画像を頂けますと幸いです。
なお、番組構成段階のため、使用は確定しておりませんが、使用の可否だけでもお伺いしたくおもいます。
お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
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「なんでもワールドランキング
ネプ&イモトの世界番付」
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お世話になっております。
写真の使用許可の件、ありがとうございます。
マスター画像は下記メールアドレスまでお送り頂けますと幸いです。
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