へっぽこ占い師雑記帳

叔父の終活

叔父の終活の前に少し説明しますね。

母が亡くなる前の話。平成最後の年の事

母のケアマネさんと叔父のケアマネさんがなんと隣の席同士で、変わった苗字の(同姓)2人が親戚ではないかと言う話になった。

叔父は痴呆症が進み、ケアがしにくい状況で後見人を探していたが、叔父の話から聞き取りが出来ておらず、困っていたらしい。

そこでケアマネさんから連絡が来て、市役所の方とも連絡し、地方裁判所まで出向き、後見人制度の申請をしてきた。

が間もなく、猛暑で家に居られないとスーパーの冷房で乗り切ろうとした叔父が警察のお世話になり、早朝4時に呼び出されて私がキレてから音沙汰無しに。

ところが先日、法定代理人から連絡が来て、施設で転倒し大腿骨頸部骨折で手術
リハビリは上手くいっていたが、【嚥下機能の低下】で飲み込みの練習が捗らず心臓近くに高カロリー点滴をするので、身内の人の判断が欲しいと。

本人の意識があるうちに【胃瘻】等の延命措置はしない。

ネットで調べると
口から食べられなくなったという事は
死ぬ準備が始まった。無理して栄養をとっても本人が苦しむだけ。
口から栄養を取らなくてもヨダレは出て誤嚥性肺炎を引き起こすとも。


後日談【翌日主治医からの電話】

出来るのは点滴。

通常のものだと栄養が足りなくなる。

首の静脈に挿して行う【高カロリー点滴】だと栄養が行き届く。
但し首なので痛いし、現状普通の点滴の管を直ぐ抜くので手袋で固定している。

病院では見れないので、今までいた施設には戻れず、24時間点滴対応が出来る終末医療が出来る施設に入る。

先生が仰るには苦しまず逝くには、水分は余り入っていない方が夢見心地で、逝けるそうだ。

先生と相談して「通常点滴」で新しい施設を探して貰う事に。


話を元に戻しましょう。

主治医からの返事待ちで法定代理人と縁起でもない話をする。

葬儀のこと。

もう一家族の方から「本家」と呼ばれ、
こちらに任せると言われているが、こちらは父を置いて出て行かれたほぼ絶縁状態。

後妻を娶るのが悪いと言う訳ではなく、
一緒に住んで、育てくれさえしていたら独身の叔父終活を心の良く引き受けるのだが、まだ幼い父を置いて行った。

父からその愚痴は聞いたことも無い
母は天然だったので込み入った話が出来ない。近所の人に聞いてやっと理解出来た。

もう一家族の話も。
あちらさんも訳あり。

叔父の姉は壮絶な人生で夫を癌で早くに亡くし、息子もまた癌で亡くなった。
嫁さんは従兄弟の永年供養してくれていた。ありがたい。

従兄弟さえ生きていれば難しいことは無い、叔父の世話をして貰えたが、亡くなってしまったし、嫁さんでは血縁関係がない。従兄弟と嫁さんとの間に子供がいるが、まだ若いから、任せるのは辛い。

ヾ(・ω・`;)ノ結局、私になるんだな。

ここら辺が難しい!

祖母の無念思えば、
曽祖父母の苦労を思えば、やはり祀りたくない。

でも私の子供も結婚出来ぬかもしれない同じ境遇となり、もう一家族の世話にならないとも限らない。となると無下には出来ない。叔父を恨む程エピソードもない。

ダメなら引き受けるが、火葬のみの直葬無宗教で坊主様呼ばす、埋葬許可証を貰って、祖父と後妻さんの墓に入れるだけにする。

それが嫌ならそちらさんで手厚くどうぞ
にしようかな。

私の時も直葬でと子供に頼んである。

他人様を直葬ですまして自分だけ、普通に葬式をするのは偲びない。

夫の弟も独身だが、義弟は家の子供を可愛いがって貰った恩があるから義弟の葬式と墓守は子供達に頼んである。

違いはなんだ?
叔父には恨みもないが恩は少しある。
父と母の入院のお見舞いと香典は頂いた恩があるだけ。後見人制度申請で恩は返した。

叔父よ、頼りない姪で済まぬ。

後日談】主治医の先生から新しい受け入れ先を探す条件に近場が良いかと質問され、何かあれば直ぐ駆けつけられるかを聞かれた。(|| ゚Д゚)
父との叔父の関係。
祖母が亡くなり、後妻さんと再婚した時父を置いて出ていた。御先祖の手前、こちらで遺体引き取り、遺骨も出来ない旨を伝えました。先日の行政書士さんへの説明より上手く出来た。
そして本人さんに恨みはない。生きている間は「本人さんが苦しまない」様には頑張って対処しますがと伝えました。

以上
御付き合いありがとうございます。









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