これも大切なお仕事

介護職の仕事の一つ「介護記録」に焦点を当ててみました。

介護記録で悩んだ時の書き方

2023-01-12 04:45:04 | 問題点

介護士が、必ず書く必要がある介護記録ですが、どう書いていいか悩んでいる方は多いです。
よくある問題点は、書くことが思い浮かばない、書くことがありすぎて時間がかかってしまうなど、人によって種類は違いますが、書くことに苦労している点では一緒と言えます。
悩んで、時間を費やした割には、内容が充分ではない場合もあります。
介護記録は、きちんとポイントを押さえ、ルールに乗っ取り、記録として役立つことが大事です。
まず、基礎的なルールとしては、記録者名や日付、時刻は必ず記入し次に、起きたことを正確に記録していきます。
書き方としては、誰が読んでもわかりやすい文章ですので、~だ、〜であると語尾はあいまいにせず、明確にしましょう。
書くことに熱心になると、つい文章が長くなってしまいますが、できるだけ簡潔に短くまとめます。
また、必要な情報としては、5W1Hを意識して書いてください。
WHEN(いつ)、WHERE(どこ)、WHO(誰が)、WHAT(何を) 、HOW(どのように)を文章の中に入れることで、他の誰が読んでも理解しやすく、客観的な文章になります。
加えて、介護記録は、利用者やそのご家族も見る場合がありますので、分かりづらい略語や専門的な言葉はなるべく使用しないようにします。
また、利用者の状態や、様子、行動、何らかの変化を書き、どのようなケアや対応を行ったか、またその理由や、対応に対する利用者の反応も書いてください。
介護記録は、日常の介護をより良くするためのものです。
書くことばかりにとらわれず、まず日々の充実したケアを提供する中で、注意深く観察し、丁寧な記録を書けるよう努力してください。