ロシアで学ぶ万年学生の越冬生活

日々思った事を、徒然なるままに書いていきます。

人との出会いと繋がりに感謝

2011-11-27 11:28:20 | モスクワ生活記

11月第4週の回想録


EXPOでの余韻に浸りながら、EXPOをキッカケに日本人留学生との繋がりもできました。

自分が多忙で色々と動けない時に代わりに手伝ってくれた一人の留学生と親しくなり、普段受け持っている日本語教室の見学に誘いました。

来年2月に学位論文の提出があり論文執筆の時間を確保したい事、年始年末の帰国、2月に日本での論文審査などで行き来をする為に普段受け持っている日本語教室を誰かに引き継いで貰おうかと前々から考えていたのですが、今までほとんど日本人留学生との関わりがなく誰にも頼めないの状況でした。

親しくなった一人の日本人留学生と話していくうちに、彼にならば任せられるかもしれないと考えられるようになり、何回か見学に来てもらい、実際に教えてもらう事も何回か繰り返して、彼の真面目な人間性と優しさならば自分よりも適任だと判断でき、12月初旬から引き継いで貰うことになりました。

引き受けてくれて本当にありがとうございます!

実際に彼が黒板を前にして指導している写真がこちらです!



全く経験が無いところからのスタートですが、きっと良い日本語教師になってくれることでしょう!



さて、いよいよ学位論文執筆の最終段階になり、指導教授との打ち合わせも頻繁になって来ました。
レーニン記念図書館での打ち合わせや、資料探し。

本業である勉学も決して怠ること無く続けていなかければならないですが、外国留学だからしかできない事、経験できない貴重なもの、人との出会いや友情を築いていくことも重要だと思います。


幸いなことに、日頃から多くの方に面倒を見て頂き、先日とあるロシア企業に話したい事があるからと召喚されました。
エネルギー開発、鉱山開発などに関わっている、サンクトペテルブルクに本社を置く重工業企業のモスクワ営業所に行って参りました。
その話を知り合いの方に報告しましたら、その方から色々と指導を頂き、そのロシア企業と訪問後もやり取りが出来るようになっています。
近いうちにまた訪問して欲しいとありがたい言葉も頂戴しています。

すでにモスクワでの生活も長くなり、留学を始めた時から多くの人とのご縁に恵まれ、ロシア人の友人、知人の方が日本人の知り合いよりも多くなりました。
彼らには多くの困難な状況で力になって頂き、何度も助けてもらいました。

ロシア語の諺に"Не имей сто рублей, а имей сто друзей"と言う諺があります。
【善友に勝る宝なし】と言う意味ですが、人と人の支え協力の大切さを実感している日々です。


日本にいる時はあまり気が付かなかった、人が生活していく上で大切にしなければならなかった事。人との純粋な絆の大切さと心強さ。忙しい日々が続いていますが、勉強以外でも多くの事を学べており、とても充実した日々を過ごせています。

つい先日は長い間噂に聞いていた、モスクワにある北朝鮮レストランにもようやく行くことが叶いました。
これも、友人のおかげです。


多くの人との出会い、そして日頃から関わってくださっている人達に日々感謝です!