にゃーさんのお気に入りの児童書。
それはあんびるこやすこ著の「ルルとララ」シリーズです。
お料理やお菓子作りをテーマにしたストーリーで、登場する
食べ物のレシピも載っているというもの。
本日は、にゃーさんたっての希望で、この本に載っている
スノーボールクッキーをおうちで作ってみました。
ガーリーな装丁も乙女心を掴んでいる模様。
実は、かなり前からこのシリーズのレシピを家で再現したい旨、
主張してきていたにゃーさん。
お、お菓子つくりかぁ…。
なんか、大変そうだな…。
正直、私は「お金持ちになったら、真っ先に専属の料理人を雇って
一生涯自分で料理したくない」くらい台所仕事が嫌いなので、まず
もう、面倒くさい。オーブンを使う焼き菓子なんて、作ったことないし。
とはいえ、まあやってみることに。
親子共に初めてのクッキー作りに突入です。
材料を計量するところから、初めてなにゃーさんに秤の使い方を
教えます。準備ができたら、よく混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分寝かし、
成形してオーブンで焼く!
じゃーん!焼けた~。バターのすごく良いにおい。
生地が崩れない程度に冷まして、固まったら粉砂糖をまぶす。
でーけた★★★
中サクサクでおいしい!
シンプルなレシピとはいえ成功して、良かった。
にゃーさんも、楽しそうでした。
ここからまた、新しい世界が広がるといいな。
因みに、このお菓子作りの合間に私はにゃーさんの給食用ナフキンを新しく
作りました。(ミシンがないので手縫い)
なんだかもの作りな一日でした。
私の人生に全く新しいイベントが参入することになりました。
それは「車による年末年始の長距離帰省」。
これまでは、車で数十分から1時間くらい走って、ちゃちゃっと
帰れていたのが、このたび片道5時間レベルに。
もう、「あ、スマホの充電器家に忘れた」と取りに帰れない。
年末年始の風物詩「数十キロ単位の帰省渋滞」のニュース画像を
「へ~、よくこんなになりながら帰るもんだね~」と高見の見物
していたのが、ついにわが身に。
年末年始は、地元、神奈川に帰りました。
早朝、夜が明けないうちに愛知を脱出して、
お日様が登ってくるのと同時に新東名に。
日に向かって走っていく、この爽快感といったら。
わーい!富士山、おひさしぶり~★
地面に「↑東京」の文字が見えてきて、テンション上がります。
義実家に到着したとたん、椅子に座る暇もなく「さあ、働け!」と
料理をさせられたのには閉口したけれど、自分が神奈川にいるという
事実だけで、もう嬉しい。
元旦は、実家でみんなでおせちを頂きました。
会おうと思えばいつでも会えた家族が、もう今はこんなに
貴重に感じる。大事な正月でした。
帰りもまた、沈んでいく太陽を追いかけるように帰りました。
私たちの進む下りはがらがらだったけれど、ふと横を見れば
上り線がえらいことになっていました。
御殿場JCTあたりから、西に向かってぎっちりぎちぎちの
何十キロもの大渋滞が…。
これは下り線。もうだいぶ、愛知寄り。
これまで全く実感したことがなかった、首都圏の人口の多さ
というものが可視化された気がしました。
結局、私たちは一部の事故渋滞をのぞけば、気負った割に
たいした困難のないドライブを意外に楽しむことができました。
帰省したこの時期は、まだどこも感染者数が少ない時期では
あったけれど、用心して高速道路での休憩もそれぞれ一回だけ小規模なSAにし、
店舗に入ることもしませんでした。
実家周辺ででかけたのも、スーパーと誰もいない公園のみ。
もう、ただただ実家の家族と話したりするだけ。
そんな地味な正月が、何よりの贅沢だとありがたく思えました。
それはそれで収穫だったけれど、しかしコロナ明けにやりたいことが
増えたのもまた本当。
主要なSAを片っ端から制覇して、名物の食べ物や買い物を好きなだけ
して、地元の墓参りをして、友達と会って、
そしてみなとみらいに遊びに行きたいです。