4月26日、宇和島市交流拠点施設「きさいや広場」がオープンしました。
昼前に訪ねたら、人がい~っぱい。宇和島城の保存整備事業現地説明会がすぐ後にあったので、長蛇の列に並んで食事する間はなく近くのうどん屋へ。「さかなクン」は見ましたよ。テレビで見るようにテンション高くやってました。
「きさいや広場」は農水産物産直市(安くて新鮮)、郷土料理レストラン、宇和海真珠や牛鬼の展示室、市民ギャラリー、観光情報センター、足湯もあります。
続いて本日のメインイベント城山説明会。いつもは入れないところに入れるのがいい。
まず三之丸跡石垣。藤堂高虎時代に築かれ、技術が発達してなかったのか、短期間で築くためか大平石(権威や財力を示すため石垣の所々に配置する大きな石)の築き方が安定性を欠いてる。時代は石垣の裏に埋められた陶器や瓦でわかるそう。陶器にはその時代の堺の商人(窒元?)の印が入っていたり、瓦は安土城跡からも同じものが出土していることでわかるそう。陶器や後世の磁器いずれも高級品だそう。
続いて代右衛門丸跡~式部丸跡。江戸初期と幕末の新旧石垣が一度に見られるところ。代右衛門丸は敵を呼び込み上方より攻撃して味方もろともせん滅する役割を担っていたらしい。上方へ行く道が非常に細い道しか付けられてない。
昨年崩れていたところは樹木の根は取り去られあとは積みなおすのみ。発掘中新たな石垣や道も出てきたが調査中とのこと。あとは井戸こちらにあるのは初めて知った。井戸についてはよくわかってなく、回りの石垣はセメントが使ってあるので最近のもの。中についてはまだまだらしい。
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