ジャズ屋たいこ屋

ダンモなジャズを愛するスウィングたいこ屋の能書き

聴く 聞く 利く

2007年07月22日 11時13分53秒 | ジャズ
 ここ最近、オクテット(山形市にあるジャズ喫茶)に行く機会が増えています。普段は特にリクエストなどせず聴かせてもらっていますが、時々伝説のドラマーやピアニスト、それにベイシー等を中心としたビッグバンドが聴きたくてお願いします。その時のマスターは、喜んでターンテーブルに針を落として、ちょっと自慢げな顔をします。
 オクテットはすごいと思います。前に「ベイシーのEVERYTHING'S COMING UP ROSESって曲あります?」と聞いたら、「どれどれ」と言いながら膨大なレコードの中を引っ張り出しては引っ込めて探し、その内の5~6枚をセレクトして、「この中に無いか?」といって差し出してくれました。
 記憶に『ブロードウェイ』というキーワードがあったので、それを頼りに探したところ、ありましたありました。
 今、この曲をニューカウンツで練習しています。今年の定禅寺で演奏する予定です。この曲を演奏することがバンド発足以来の念願でもあったのです。挫折の繰り返しでした(笑)

 ジャズ喫茶は私にとって情報収集の場です。聴く 聞く 利くです。

蔵王坊平高原での1コマ

2007年07月05日 20時58分11秒 | ジャズ
 6月最後の日曜、山形国際ジャズフェスティバル「蔵王坊平JAZZ MEETING2007」のPRとしてジャズってきました。
 バンドは、山形で精力的に活動中の「UNIT4」です。最近私は、このバンドのトラとしてドラムってます。写真には写っていませんが、しおりちゃんがボーカルとして参加してます。
 この日は、さくらんぼツアーに見えたお客さんに、JAZZ MEETING2007のアピールをしました。結構チラシを手にとる人が多く、前宣伝はばっちり?でした。
 この高原での演奏は気持ちよかった!結構紫外線が強くて、ちょっと日焼けしたかなと、気がついたら、腕と顔が真っ赤になってました。^^お肌の曲がり角は遠に過ぎたんすけど。最近気になりますん。

またまた八陽館です

2007年06月17日 11時48分25秒 | ジャズ
 今回で2回目となった八陽館のライブです。
この間のライブよりも余裕が出てきて、楽しいライブとなりました。やはり、メンバー間のコミュニケーションをうまくするには、回数をこなすことが一番いいみたいですね。
 近々オクテットおいてもライブしますので、ぜひお越し下さい。

ボスフォラスです

2007年05月26日 10時48分33秒 | ジャズ
この間購入したシンバルBosphorus(ボスフォラス)Master Seriesの感想ですが、想像していたよりも最高に良いシンバルでした。これは22インチという大きめサイズですが、レガートしていると、エッジ部分が大きくたわんでくるのです。それぐらい薄いシンバルなのです。それでいて、チック音がきっちり出るのです。
ウェイトは2175グラムと裏側に記入されていましたが、感覚的にはそれよりもずっと軽い印象です。
先日の七日町でのライブで試しましたが、音量が少ないので野外での演奏には少し物足りないかも知れません。でも、ブラシを使ったりしているのだから、音量は関係ないですけどね。い~いシンバルですっ!しばらくは、コンボ用として活躍することでしょう。

七日町「ほっとなる広場」ライブです

2007年05月20日 18時56分10秒 | ジャズ


 今日は午後1時から、山形市七日町の「ほっとなる広場」でのライブでした。ユニット名は『Seena&Friends』です。このメンバーでは、全然音合わせをしておらず、本当にぶっつけ本番でしたが、なんとかまとまりました。
 ボーカルのシーナさんの歌声は、PAから商店街にあるスピーカーを通して全体に響き渡り、そのせいかお客様がたくさん見えられました。曲目はジャズを中心に歌謡曲やポピュラーなど10数曲の1時間。美空ひばりの「真っ赤な太陽」なんかも演奏しました。楽しかった!!^^

またまたライブです

2007年05月13日 23時20分56秒 | ジャズ
 昨日12日土曜日は、山形市七日町のジャズカフェ、‘スウィング’で、『ユニット4』のメンバーの一員としてドラムってきました。リーダーは、山形の御大、テナーサックスの五島さんで、ピアノは伊勢さん、ベースが斉藤さんという超すごメンバーでのライブでした。
 ライブの数日前に五島さんに連絡を入れ、「当日はどんな曲をやるんですか?」と聞いたのですが、五島さんから言われたことは、「普通のスタンダードナンバーだよ大丈夫でしょ?」との回答でした。全然音合わせしていなかったので、「まぁスタンダードナンバーだったら・・・」との思いだったのですが、本番になって、知らない曲ばっかりで、ものすごく大変でした。
 でも、なんとか3ステージ終えることができ、胸をなでおろしたところでした。メンバーの皆さんには、いろいろご迷惑おかけしてすみませんでした。
 ところで、例のシンバルは最高の音でした。もう最高!

またっ!買ってしまいあんしたー

2007年04月26日 21時32分20秒 | ジャズ
いや~、またまた買ってしまいました。何を? 感の鋭い輩は、もう気づいておられると思います。ハイ、シンバルです。
先日東京出張の際です。衝動買いではありません。前から狙っていたのですが・・・。踏ん切りがつかなかっただけです。
まぁ、能書きはこれ位にして、どんなのか聞きたいっすか?


はいー!  ボスフォラスのマスター22インチです。22インチと言うところがなかなかのミソでしょう?
おそらく、このシンバルよりウェイトの軽い、しかも柔らかいものは他にないでしょう。立ち寄ったお店になく、結局輸入メーカーに問い合わせ、たった1枚の在庫品でした。ラッキー!!
これは、小さいハコで威力を発揮することでしょう。また、レポートしますよ。お楽しみに。

八陽館でライブしました

2007年04月15日 11時02分35秒 | ジャズ
 昨日14日土曜日に山形市七日町にある『八陽館』でピアノトリオでライブしてきました。
 この八陽館は、元々、市内木の実町で旅館を営んでいたのですが、最近廃業したようです。その後オーナーは、七日町千足屋隣りのマンションビルの1階に、カフェー・バー『八陽館』をオープンしたのです。
 この日は、Bassに横倉氏、Pfに石原氏、Drに私のメンツでスタンダード曲を中心に2ステージ行いました。スタンダードと言っても、曲のイメージはかなり変えて演奏したので、結構スリリングさと斬新さがありました。ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました。
 このメンツでのトリオ演奏は勿論初めてで、1週間前に軽く合わせはしたものの、ほとんどぶっつけ本番となりました。リーダーの横倉氏は、ウッドベースを始め、エレベ、アコギ、エレギとこなし、またジャンルを問わず演奏できる逸材で、山形でもトップレベルのプレーヤーです。この日も感性とテクニック駆使し、いい演奏を聞かせてくれました。
 一方、石原氏は、前にNCOのPf奏者として在籍した経歴を持ち、今回は10数年ぶりの対面でしたが、繊細なフレーズとダイナミクさを兼ねた演奏で、大きく成長されたようでした。
 ジャズをプレーする楽しみは、事前の念入りなリハをしなくとも、最低限の決め事を確認し、後はプレーヤーのイメージや感性で演奏することができるのところだと思います。
 またご一緒したいものです。

良かったね 渡辺貞夫クインテット

2007年04月08日 12時11分59秒 | ジャズ
 6日金曜の午後7時から渡辺貞夫クインテットのライブに行ってきました。ライブを聞くのは、多分25年振りぐらいと思います。最後に聞いたのは、カルテットでの演奏で山新ホールでしたから。
 率直に言って、期待していた以上の内容で最高でした。休憩無しの1時間30分は、80歳に限りなく近くなっている年齢とは思えない体力とテクニックで、これから歳を重ねていく私にとっても、健康に気をつける事と練習を継続して行う大切さを教わった思いで、とてもいい勉強になりました。
 ナベサダさんのスタイルは、やれバップだとか、やれアフリカだとか言われているようですが、私が思うに日本情緒的な旋律と哀愁感は、アメリカのジャズにはないもので、いわば日本ジャズ独自の世界で『渡辺貞夫自身の世界』と思います。
 これからも健康で、いいフレーズのジャズを聞かせてもらいたいです。

 最前列のかぶりつきで、同行したG氏と一緒に『合いの手』を入れ、プレイヤーをノセまくりましたよ。「いぇー! 貞夫さ~ん!」とか言って^^
 

絶対リズム感?

2007年03月12日 20時56分00秒 | ジャズ
 「絶対リズム感」ってあるらしいです。私の師匠である高橋建三さんが言っていました。言わば、絶対音感と同じように絶対リズム感があると言うことのようです。あいにく私は絶対音感を持ち合わせておりませんし、ましてや絶対リズム感などというものは、これっぽっちも無いわけでありまして。
 この絶対リズム感はどういう代物か?と師匠に聞いたところ、そのほとんどが、生まれながらにして備わっているものだそうです。どういうことかと聞くと、一例で言えば、どんなリズムでも瞬時に理解でき、演奏中に変拍子になろうが、3拍フレーズ等の複雑なリズムに引っ掛けて入れようが延々と入れようが、その小節や流れが理解できるということらしいです。
 これは何もドラマーに限ったことでなく、ピアノを始め、弦楽器や管楽器に通じることだそうです。と言う事は、相手からどんなに崩されそうが、自分で崩して行こうが全然びくともしないと言うことなのかも知れません。
 プロのミュージシャンのなかで、当然絶対音感を持っていらっしゃる方はたくさんおられると思いますが、この絶対リズム感と言うものを、取り立てて意識しなくとも持っていらっしゃるのではと思うのです。また持っていない人でも、これに近い物を持っておられると思います。
 学習して身に付くこともあるでしょうが、最初からリズム感のないやつは大変だと思います。