ジャズ屋たいこ屋

ダンモなジャズを愛するスウィングたいこ屋の能書き

絶対リズム感?

2007年03月12日 20時56分00秒 | ジャズ
 「絶対リズム感」ってあるらしいです。私の師匠である高橋建三さんが言っていました。言わば、絶対音感と同じように絶対リズム感があると言うことのようです。あいにく私は絶対音感を持ち合わせておりませんし、ましてや絶対リズム感などというものは、これっぽっちも無いわけでありまして。
 この絶対リズム感はどういう代物か?と師匠に聞いたところ、そのほとんどが、生まれながらにして備わっているものだそうです。どういうことかと聞くと、一例で言えば、どんなリズムでも瞬時に理解でき、演奏中に変拍子になろうが、3拍フレーズ等の複雑なリズムに引っ掛けて入れようが延々と入れようが、その小節や流れが理解できるということらしいです。
 これは何もドラマーに限ったことでなく、ピアノを始め、弦楽器や管楽器に通じることだそうです。と言う事は、相手からどんなに崩されそうが、自分で崩して行こうが全然びくともしないと言うことなのかも知れません。
 プロのミュージシャンのなかで、当然絶対音感を持っていらっしゃる方はたくさんおられると思いますが、この絶対リズム感と言うものを、取り立てて意識しなくとも持っていらっしゃるのではと思うのです。また持っていない人でも、これに近い物を持っておられると思います。
 学習して身に付くこともあるでしょうが、最初からリズム感のないやつは大変だと思います。

かなりグッドな機材でしたが・・・

2007年03月08日 22時08分14秒 | ジャズ
 先日のオクテットでのライブで使用したキックペダルとハットスタンド、抜群の使い心地でした。^^
 キックペダルは、小音量に対応したセッティング(ビーターをヘッド寄りにセッティングし、スプリングを弱めに)を施し、その結果、思い通りにコントロールできたところです。さらに今回は、ゴムマットとペダルの間に、100均で売っているすべり留めのパットをあてがったところ、ものの見事に“止まり”ました。
 また、ハットスタンドですが、スプリングを弱めに調整し、かつハットの隙間を少なくしたことにより、思惑通り小音量に対応できました。このスタンド、短いロッドをチョイスしたことが、さらに良かったです。
 だけど、機材の選択より大事なことは、如何に自分の体をコントロールしていくかです。セッションになったら、否が応でも他人の機材を使わなくてはならないからです。だから私は、これからもフレシキブルに対応できるよう努めていくつもりです。

ライブは緊張するね

2007年03月04日 08時18分06秒 | ジャズ
 3月2日(金)、午後8時から山形市のオクテットでピアノトリオ主体でのライブをしてきました。途中にボーカルとアルトサックスも入っていただき、中身の濃いライブになりました。
 今回の企画は、ピアノの永井康さんとベースの斎藤淳夫さんにお願いして実現したものです。二人とも山形を代表するプレーヤーですので、足を引っ張らないよう心がけました。しかし、オクテットにはたくさんのお客さんがいらっしゃって、目と鼻の先で演奏する形となり、ミスショットの許されない環境の中、緊張の連続でした。
 特に初っ端の『It could Happen to You』は、ブラシを旨くコントロールできず大変でした。2曲目からは落ち着いてできましたが、やはり練習はしていても、本番のブランクが長いと、なかなか思うように行かないようです。超緊張でした。
 ボーカルの永井智子さんアルトの郷野さんありがとうございました。それと、オクテットのマスーターにはいつも感謝です。
 次は例のキックペダルとハットスタンドの使用感を述べたいと思います。