ジャズ屋たいこ屋

ダンモなジャズを愛するスウィングたいこ屋の能書き

602

2009年05月22日 23時31分58秒 | ジャズ
 久々にパイステ602 "22"を引っ張り出し、いつも使っているメイプルスティックを軽く置いてみた。

 どこか懐かしい澄んだピング音が響き渡り、何とも言えない程心地良かった。軽くレガートを繰り返していけばいくほど、こいつは只者でなかった。何で今まで気づかなかったのだろうか?

 同じ箇所だけをレガートしていたからか? 強弱? スティックの角度? エッジ幅への対応? 
  
 それもある。  でもそれ以外の何かが・・・


 俺が19歳の時(当時56,000円位だったと思う)購入して以来、メインで使ってきた物だったが、いろいろ浮気を繰り返し、途中から使いこなせずお蔵入りしていた。

 此度の蔵出し、今になって改めてこいつの『良さ』を知った思いだ。軽くやさしく接してやれば、本来持っている『良さ』をまだまだ引き出せることを。

 ミディアムウェイトなので、決して軽く薄くはないのだが、やさしくレガートしていると、全体が大きくたわんでいるではないか!



 いろいろ考えたが、ひとつ解った。俺自身、楽器に対して向き合う姿勢が変わったからだと。
 

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