いつも何か探し求めているような人で、
なんだかどうも順番をとばしたみたいに、
唐突な飛躍をした憧れ追い求める。
そういうときって、
うっかりして、見たくないものから、
自分が目をそらしたいから、
知らず知らずに、そうなってることが。
でも、着実・地道な歩み方っていうのは、
むしろ、そこらへんが違っていて、
仮にいまそこに、まだないものを、
探している場合にだって。いまあるものから、
足掛かりになるものを、見付けだしてきて、
まずここに一歩目を運ぶという。
そういう確かさを発揮するひとがある。
そんな賢さが持てる人間になりたいもんだと。
そう私も願ってみたりします。
それって、やっぱり見たくないものから、
逃れるために、目を瞑って達成をしようか。
それとも、それ克服してこそ、順番が叶ってるか。
そこのところの見極めなんだと思う。
だから、ある意味、愚直に構えてこそ。
そっちが実るのかもなあ。
かっこうは悪くても、カメやカタツムリたちが、
飛んだり、跳ねたり、できなくても・・みたいな。
そんな気もするんだなあ。
ということはだよ。
嫌なことでも、自分に巡ってきたものは、
逃げ出したくなっても、引き受ける。
そこの心積もりだしさ。
弱っちい自分が、そこを為すにはだよ。
やっぱり孤立無援なんかじゃなく。
励まされたり、愚痴も聞いてくれる。
そういう支援を活かせるような立ち位置を、
まずは固めておくことこそが、遠いようで、
一番に大事なことなんだろな。
そこは迷惑かけてるんじゃないんだからね。
むしろ、自分を励ます入り口から、
遠ざかれば遠ざかるほど、
のちのち自分にも、またひいては周囲にだって。
解決に骨折れる訳だから。