今回は、私のお気に入りの漫画を紹介させていただきます。
森田まさのり先生原作の「ROOKIES」です。森田先生が書かれた漫画では「ろくでなしBLUES」が有名ですが、その後に1998年から週刊少年ジャンプで連載されました。コミックス全24刊。
主人公の川藤幸一先生は24歳の新人熱血教師。赴任先の二子玉川学園高校の野球部監督として、不良達と心を通わせ甲子園を目指していくというもの。
内容としてはよくありそうなのですが、実際に読んでみると、森田先生らしさ、人間味が溢れています。主人公の川藤先生なのですが、現実には絶対こんな先生いないです。生徒のために徹夜なんてザラで、川まで飛び降りる。でもどこかこんな先生いて欲しいと思わせる。GTOとはまた違った味があります。
後年、俳優の佐藤隆太さん主演でドラマ化、映画化されましたが、私は見ませんでした。それは実写を否定しているのではなく、あまりにも原作のイメージが強すぎて、その思い出を壊してしまうことを恐怖したからです。
当時この漫画を読んだのは高校生の時、柔道に打ち込んでいたので、同世代感覚で登場人物達を見ていました。こんな奴確かにいるよな~と、自分の高校の野球部員達を思い浮かべながら読んでいました。
とにかく登場人物達が人間臭いんです。フィクションなのは理解できているのですが、まるで実際に生きてるような感覚。これも漫画家として森田先生の成せる業なのでしょう。
私が一番心に響いた川藤先生の台詞を紹介します。
「人に好かれたいなら人を好きになる事だ。優しくされたいなら優しくしよう。自分を信じて欲しいなら人を信じよう。」
心に響きました。
私にとってきっと自分にも気づかないレベルで影響を受けた漫画です。
自分の核、ぶれない物を持ちながらもできるだけ視野を広く物を見る。考える。俯瞰する。そのためには幅広い知識が必要である。そして何事にも積極的に挑戦し、チャンスと捉える。人と交わることを恐れない。その結果、自分を成長させることができると信じ、自分を変化させることを恐れない。死ぬ一瞬まで自分は成長できる。変われる。
これが私の生き方、考え方。モチベーションです。
今後も色々なことに挑戦し、色々な人に出会い、経験していきたいと思います。
その過程で、どうしても相容れない方がいるのは残念なことです。皆さんも経験があると思います。勿論、自分の考えが全てではないし、未熟だし、一人一人に別の考え方がある。だからこそ、嫌な思いをしたとしても、そこで立ち止まって見る。相手の考えを知り、自分を知る。自分の我を通し過ぎるのもいけないし、相手に流されるのもいけない。最後は自分を信じて判断する。その結果、わかりえあえなければそれでも良いと思います。それも一つの経験。次に必ず活きます。
とまあ、話がだいぶそれました。自分で言ってみても実践していくことって難しいですよね。色々書き連ねましたが、要はポジティブに前向きに生きていきたいってことです。この作品から学んだことは大きいです。
駄文長文になりましたが、ぜひ森田まさのり先生の「ROOKIES」御覧になってみてください。
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