のほほん

旅とサイクリングと散歩と園芸と読書と…。

ヤラレタ!

2010-01-03 | 日記
大晦日の晩、買ってきたばかりの「シアター!」(有川浩 著)開けたが最後…。
そのまま、トイレに行く間も惜しんで一気読みしちゃいました。
この作家さんの本は、毎度ながら途中で止まれない…。
分かってたのに、ほのぼのな表紙に騙されて、うっかり寝る前に開いちゃったわ…。とほほ…。

小劇団の主宰兼劇作家の最強(凶?)の甘えんぼな弟と、口は悪いがオトコマエな兄ちゃん、劇団の面々のお話です。
もう、とにかく面白い!!!カッコイイ!!!

元気になりたい時に、どうぞ!な1冊でした。

今は、ぼちぼち「貴族探偵エドワード 常磐の森に祈るもの」読んでます。
前刊で佳境は超えたので、まったり読めるv

モモ食いたい…。

2010-01-03 | 日記
桃でなくって、小ぶりの餃子みたいなチベット料理のモモ。

冬休み初日に読んだ「転生」(篠田節子 著)に出てきました。
暗そうなタイトルに反して、すこぶる楽しい娯楽小説でありました。

以外、ネタバレです。

金色の活仏に本人が転生して、小生意気でたくましいガキんちょと、したたかで商売根性がすわってるおっさんと、やたら要領のいいイケメン兄ちゃんを従えて、ネパールで珍道中を繰り広げる話です。
で、この活仏パンチェラマが、デブデブの金ぴかのミイラで、マブタの上に描かれたマネケな開きっぱなしの目をしたスケベオヤジなのですが…。
頑固でユーモアがあって、快活で!
だんだん、かっこよく見えてくるんだな~。
(この金ぴかミイラのオッサンが繰り返すのが「モモ食いたい」だったのでした。)

ネパールだけど「ゴザインタン」とは違って「斎藤家の核弾頭」と近い読後感でした。