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日本郵船氷川丸

(昨日2010/03/20行ったものが纏まりましたのでUPします。)

マリンタワーから降りて向かったのは、
一旦閉鎖ののち、2008年4月25日に再オープンした氷川丸。


展示スペースの最初はこちら。

一等児童室だそうです。
一等船客専用の遊戯室で、“スチュワーデス”と呼ばれた、
子供の世話係の女性乗組員がいて、託児も請けたそうです。

一等児童室を出て、船尾方向に行くと、一等食堂。

ドレスコード有りでのディナーだったようです。

そして、この一等食堂の真ん中のテーブルに、
秩父宮乗船時の1937年10月4日の特別ディナーが再現されていました。

テーブル上は、恐らく、メインのセッティングだと思います。

一等食堂を出て、一段上のデッキに上がります。
ちょうと、一等児童室の上の辺りに、一等読書室がありました。

読書室と言っても、この写真の通り、結構狭い感じです。
左の壁の外は、屋外デッキになっています。

一等読書室から船尾方向、ちょうど一等食堂の上が、一等社交室。

船内の公式レセプション会場として使った他、
予想通り、夜のダンスパーティー会場などにも使われたそうです。
その割には、それ程広くなかったです。

一等社交室から反対側に相当する船首方向に有るのが、一等喫煙室。

パッと見、一等社交室とあまり違わないように見えますが、
一応、椅子が違います。当時も、そうで有ったかは知りません(苦笑)
一等社交室が、どちらかと言うと女性の憩いの場であるのに対し、
こちらの一等喫煙室は、男性の憩いの場だったそうです。

このフロアの一等客室が公開されていました。

こちらは、ツイン仕様のようです。

シングル仕様の一等客室もありました。

ツインに比べると、部屋の狭さを感じます。
でも、一等客室です。

一等客室の並びに、一等特別室がありました。

こちらは寝室です。

そしてこちらは、客室。

先程の、一等シングルよりも広いです。

特別室には、浴室も有りました。

これだけでも、結構広いです。
って言うか、今の普通の日本家屋のお風呂位の広さ。
アパートであれば、コチラのほうが広いです。
ちなみに、この左手にトイレもありました。

船客エリアから、一気に業務エリアへ。

操舵室です。

舵輪は、こんな感じ。

コンパス類が付近にあります。

この操舵室の後ろに無線室がありました。

この無線機類は、竣工当時の送受信機だそうです。

この操舵室の下に、船長室が有りました。

これは、公室ですね、たぶん。

船長公室の隣には、船長寝室。

寝室もそれなりの広さが有りますね。

そして、その傍らに、船長浴室。

一等特別室の浴室ほど広くは有りませんが、
それでも、それなりに広い浴室です。

何層か下りて、機関室へ。

広くて、中々写真が撮りにくかったです。
4層もある機関室で、8気筒のディーゼルエンジンが、
右舷左舷それぞれあります。
って言うか、こんなに大きいのに、8気筒か。

最後の見学エリア。

三等客室です。一等客室とは全然違いますね。
なんか、少年の家見たいです。
これでも、運賃は、当時の大卒初任給の二倍以上だったそうです。

改装前は、ビアガーデンとかに成っていたんですが、
本来の氷川丸の姿になって、良かったです。
この氷川丸。船籍は無いんですが、船長はいるようです。
しかも、れっきとした日本郵船の船長らしいです。
イベントなどで、時々、案内をしていたりするみたいです。

これで氷川丸見学は終了です。
中々見ごたえがありました。

日本郵船歴史博物館 日本郵船氷川丸 http://www.nyk.com/rekishi/
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