6月の終わりには、陸上自衛隊中央音楽隊の定期演奏会。
って言うか、65周年とか切れの良い数字じゃなくて、
64周年という不思議な周年記念の定期演奏会です。
はがきでもHPからでも申し込みができるのですが、
今回は、HPから申し込んでみました。
その場合、当選案内はメールで来るんですが、
入場には①当選案内メールを印刷して直筆でサイン、
②当日、開場前に総合案内にて当選案内メールと
入場券を交換、③開場してから入場、と言う手続きを
踏む必要があります。
ちょっと面倒。
メールの印刷をそのまま手渡しじゃダメな理由がわからん。
まぁ、文句を言ってもしょうが無いので、指示には従いますが。
こちらが引換後の入場券。
ハガキ大の入場券です。
って言うか、おそらく、はがきの場合はそのまま裏面に印刷し、
そうでない場合は、こう言う風に配るということなんですね。
ちなみに、航空自衛隊は自由席なのに対し、
用意周到な陸上自衛隊は全席指定です。
開演時間になって演奏会開始。
今回の定期演奏会のプログラムは以下のとおり。
- 国歌「君が代」
- イングレジーナ/D.デレ・チェーゼ
- 歌劇「運命の力」序曲/G.ヴェルディ
- 歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲 /M.ムソルグスキー
- 吹奏楽のための祝典序曲「科戸の鵲巣(しなとのじゃくそう)」/中橋愛生
- 組曲「展覧会の絵」 / M.ムソルグスキー(中橋 愛生 編曲)
- 喜歌劇「モスクワのチェリョムーシカ」より“ギャロップ” / D.ショスタコーヴィチ(D.ハンスバーガー 編曲)
指揮/陸上自衛隊中央音楽隊 隊長 武田 晃 1等陸佐
<第一部>
-----休憩-----
<第二部>
<アンコール>
演奏は、航空自衛隊とは違って、やっぱり君が代から始まりました。
これが定番なんでしょうね。
第一部は、短めの曲が続きます。
最後の曲「科戸の鵲巣」。
これは、2004年に防衛庁(当時)創立50週年を記念して、
陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱によって作られた曲だそうですが、
壮大で良かったです。
リラックスしたのか、眠気が来た(苦笑)
約20分の休憩を挟んで、第二部。
第二部は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」です。
よく耳にする「展覧会の絵」は、トランペットの音から始まりますが、
今回は、ピアノから始まりました。
静かに始まるという意味では、ピアノで始まってもいいかも。
静かに始まって、最後は、教会の鐘の音のイメージも加わって、
ダイナミックに終わって、非常に良かったです。
どなたかゲストが来ていたようですが、
隊長がノーマイクで紹介していたので、
誰だか聞こえませんでした。
自衛官、声張ってくれ!
そして、第二部が終わったところで、特別イベント。
隊長の武田一佐が、
アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーションの
名誉会員に選ばれたということで、その表彰式でした。
アメリカ陸軍軍楽隊の元隊長(かな?)が来て、
表彰していました。
日本語で挨拶していました。
そして最後のアンコール。
表彰式で時間が押したのか、めっちゃ早かった(苦笑)。
元々“ギャロップ”と言う曲なので、多分早い曲なんでしょうけど、
それでも、今回は普通以上に巻いて演奏したと思います。
それにちゃんと付いて行っている奏者のみなさんはプロですね。
ところで、今回の座席周辺は、なぜだかジーさん/バーさんばっかり。
知り合い同士の人も居た様で、自衛隊協力会とかなのかな?。
おしゃべりなのが参った。
演奏中にも何だか言ってたり、あるいは、プログラムを落として、
音を発生させたりと、有料コンサートだったらシバかれそうな事を
していました。
そんなに厳しい事を言うつもりはないけど、それでも、
もう少しマナーを学んでほしい。特に、おしゃべりなジーさん。
陸上自衛隊中央音楽隊 http://www.mod.go.jp/gsdf/central/band.html