池袋でジャズ・ピアノ。
会場に行って見ると、正面には大きなスクリーン。
“シネマ・コンサート”と言う事なので、
映像を投影しながらの演奏があるようです。
ですが、最初は、ポール・レイさんの書き下ろし?曲
ジャズなんで、書き下ろし?と言うのが正しいのか、
わかりませんが、配布されたパンフレットに、
『《スマイル》の旋律が入っていたる』と明記しているんで、
大きな意味では、“譜面”的なものはあるんでしょうね。
細かいところは、アドリブかもしれませんが。
クラシックの困るところは、実は、終わりがわからなかったりする事。
指揮者や演奏者が、力を抜いて緊張を解く事で、
演奏が終わったと言う事がわかるんですが、
今回のジャズの場合は、通常の曲以上に、演者の様子を見ないと
終わりがわかりませんでした(苦笑)
聞いているみんな、そんな感じでしたね。
で、約20分の前奏曲?の後に、
映画『移民』を投影しながらの演奏が始まります。
まず『移民』ですが、サイレント映画。
セリフは入っていませんが、映像と時々入る字幕だけで、
場面がわかるところが凄い。
そういう意味では、当時の役者の演技力と、
監督・制作者の映像シーンの構成力は凄いんだな。
セリフが無いのに、所々、笑いも起きていました。
アンコールは一回。
アンコール曲の最後が、中々ダイナミックな終わり方だったので、
「おおぉっ!」と言う様な、会場内、少し驚きの声が上がっていました。
いやぁ、面白かったです。
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