三井記念美術館で昨日から開幕の
『松島 瑞巌寺と伊達政宗』展に行ってきました。
初日で、最初は何か混みそうな気がしたので、
会場からちょっと時間の経った頃に到着。
とは言っても、10:30a.m.頃なんですけどね。
目論見通り、入場待ちなどはありませんでした。
今回の見所は、何と言っても秘仏の五大明王像ですね。
本来は33年毎の御開帳なので、次回は2039年なんですが、
今回は特別に東日本大震災復興祈念と言う事で、
公開になりました。
五大明王像は不動明王、降三世明王、大威徳明王、軍荼利明王、
金剛夜叉明王の5体あって、それらの像は全て一木造り。
平安時代に作られた様ですが、1000年の時を経たとは思えないほど、
しっかりとしていました。
これが、松島に行かず、しかも、本来の御開帳時期じゃない時に見られて、
非常に良かったです。
その他興味深かったのは、
《吉野懐紙(伊達政宗和歌懐紙)》
伊達政宗詠 文禄3年(1594)2月29日 仙台市博物館蔵
ですねぇ。
直接的には関係ないですが、
NHK大河ドラマ『真田丸』で、
吉野の花見のシーンが有りましたが、
その時に詠まれた和歌だそうです。
なんか、すごく面白いと思いました。
あと凄かったのは、
《国宝 瑞巌寺本堂彫刻欄間》
江戸時代 瑞巌寺蔵
ですねぇ。
彫刻が見事。
時代が経っているので、色合いは少し失せていますが、
彫りの見事さは今もよくわかります。
あとは、小田原攻め遅参したにも関わらず、
豊臣秀吉から厚遇を得た後の書状もあり、
中々見どころがありました。
今年は、瑞巌寺本堂大修理が終わったのに加え、
伊達政宗生誕450年ということでも有るらしいです。
そう言う意味でも、この展覧会は必見。
名称 | 松島 瑞巌寺と伊達政宗 |
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会期 | 2016年9月10日(土)~11月13日(日) |
会場 | 三井記念美術館 |
当日観覧料 | 一般1300円、大学・高校生800円、中学生以下無料 毎週金曜日17:00以降の入場は、一般1000円、大学・高校生500円 ※「ECO EDO 日本橋2016」の協力店舗として和服・ゆかた着用、またはアートアクアリウム2016の入場券(半券)を提示で、一般1300円→1000円、大学・高校生800円→600円に割引 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜日、9/20(火)10/11(火) ※ただし、9/19(月・祝)、10/10(月・祝)は開館 |