なんか、雨が降って(止んで)、すこしどんよりした休日は、
横浜美術館にGO!
三連休初日の7/13から開催の『原三渓の美術』展に行って来ました。
なんか、横浜って、混んでいますよね。
新宿も、渋谷も混んでいますが、なんか、質の違う混み具合です。
思えば、前回横浜美術館に来たのは、
ちょうど一年前の『モネ それからの100年』。
一年前だったんだな。
ついこの間の様な気がしたけど。
ところで、
上野の国立西洋美術館でも、有名なコレクター松方幸次郎の
コレクション展『松方コレクション展』が行われています。
松方コレクションが洋のコレクションとすれば、
こちらの原三渓のコレクションは、和のコレクションですね。
まぁ、そんな事は良いとして(笑)、横浜美術館で行われる展覧会は、
いつもそんなに混まないのですが、今回もそうでした。
例外は、前回来たときの『モネ それからの100年』ですね。
あれは、まぁまぁ、混んでいました。
入場規制がありましたからね。
前回入場待ちの行列が出来たスペースは、
撮影スポットになっていました。

さて、今回の展覧会の見どころですが、
ポスターにもなっている、国宝の《孔雀明王像》ですかね。
いまは、東京国立博物館に収蔵されていますが、
所有者の前蔵相・井上馨から、明治36年当時1万円で購入した
原三渓旧蔵品だそうです。
あと、興味深かったのは、宮本武蔵の《眠り布袋図》
“あの!”宮本武蔵ですよね??
剣豪のイメージとは異なる、優し気な布袋さんでした。
それと、源実朝の《日課観音》
“あの!”源実朝ですよね??
実朝のイメージ合うような?、繊細な観音様でした。
いやぁ、歴史的な人物の描いた作品は、
意外に初めて見たかも。
その他にも、尾形光琳とか、円山応挙とかの作品もあって、
なかなか良いものを見ることが出来ました。
名称 | 生誕150年・没後80年記念 原三渓の美術 伝説の大コレクション https://harasankei2019.exhn.jp/ |
---|---|
会期 | 2019年7月13日(土) ~ 9月1日(日) |
会場 | 横浜美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生・高校生1200円、中学生600円、小学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金曜・土曜は20:00まで ※入館は、閉館の30分前まで |
休館日 | 木曜日 |
おまけ。
なんかしりませんが、今までとは逆の同線?
美術館内を逆行している様な感じでした。
そんな中、コレクション展にも興味深いものがあったので、
写真をパチリ。
これは、先日、この写真に写っている男性ジョージ・メンドンサが
亡くなった事でニュースにもなった写真。

アルフレッド・アイゼンスタット《対日戦勝記念日、タイムズ・スクエア、ニューヨーク・シティ》
《勝利のキス》とも言われている様です。
時間をさかのぼります。
《勝利のキス》は、対日戦勝記念日の写真ですが、
こちらは、対独戦勝につながる第一歩、
ノルマンディー上陸作戦を撮影した写真。

ロバート・キャパ《Dデイ、オマハ・ビーチ、ノルマンディ海岸1944年6月6日》
後の彼の写真著書『ちょっとピンぼけ』のタイトルにもつながった作品です。
最期に、時間を進んで、ベトナム戦争の時代へ。

沢田教一《安全への逃避》
この写真の子どもは、2017年時点で存命だそうです。