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江戸東京博物館

2008/04/29(火)、江戸東京博物館に行ってきました。
エントリーをまとめたので、POSTします。

江戸東京博物館って、4/28(月)は休みなんですよね。
GWなんだから、開けていればいいのに。

両国駅から、例の特徴的建物に向かいます。

今回行くのは、常設展。
昨年企画展で1Fには行ったのですが、
常設展に前回いつ行ったかは、忘れました。
常設展の料金は、通常600円ですが、JAFの会員証提示で480円。
結構お得なので、JAF会員は忘れてはいけません。

さて、3Fのピロティ?にあるチケット売り場でチケットを買い、
長~いエスカレーターで入り口の6Fに向かうと、
日本橋のお出迎え。まぁまぁの客の入りです。
日本人も多いですが、欧米系やアジア系の外国人も多いですね。

天井には、凧?らしき物が多数吊られています。

日本橋から下を見ると、江戸時代に幕府から
芝居興行を許された江戸三座の一つの中村座があります。
まぁ、芝居といっても、歌舞伎ですが。

時間を決めて、一日数回、この前で落語などのデモあるようです。

日本橋を渡り、江戸エリアに入ります。
江戸エリアの最初のところには、寛永時代の町並みのジオラマです。

双眼鏡が置いてあって、それにより、ジオラマの町人たちの表情を
覗く趣向になっていて、覗いてみると、確かにいろんな表情をしていました。

その脇には、籠が。

中に入ることが出来て、結構人気でした。
赤ちゃん連れの外人が居たんですが、
中に赤ちゃんの乗せて(入れて?)、写真を撮っていました。
赤ちゃんは、籠の中で仰向けになって、手足をバタバタしていたんですが、
これには、周りに居た日本人も「カワイイ」の声。

ところで、この江戸東京博物館は、基本的には写真可なんですが、
一部ガラスケースに入った資料の撮影は不可。
なので、写真はジオラマが中心になります。

さて、寛永時代の町並みジオラマから、通路を挟んだ側には、
江戸城松の廊下のジオラマ。

中の襖の絵も再現されていました。
ちなみに今、松の廊下のあったところは、皇居東御苑にあるんですが、
単に記念の小さな石碑があるだけ。
場所も、東御苑の奥の方なので、ちょっとわかり難いかもしれません。

ところで、写真の奥にデヴィッド・ボウイらしき顔がある事に
気が付いた方、鋭いです。これは、確かにデヴィッド・ボウイです。
何故か、同時開催?で山本寛斎の衣装が展示されていて、
この辺りには、山本寛斎がデザインして、デヴィッド・ボウイが着た
衣装が展示されていました。
その隣には、ジョン・レノンが着た物も、ありました。

さて、話は江戸時代に戻って、松の廊下の隣には武家屋敷。

再現されているのは、正面の方だけで、奥にあるプライベートスペースは、
再現されていませんでした。

図面上に「ここは何とかの間」とかは書いてありました。
物凄い規模ですね。

6Fから5Fに降ります。
5Fはジオラマもありますが、実物大模型も多いです。
こちらは、長屋の再現模型。

この写真に写ったのが全ての、たった一部屋なのですが、
この部屋で家族4人が暮らしていたそうです。
寝るときは、写真奥にある畳を広げてその上で寝て、
煮炊きは、写真手前右側にある小型の竈でしたようです。
最初、この他にも部屋があるのだろうと思ったのですが、
説明を読むと、この部屋だけと言うことで驚きました。
今の、アパートのワンルームとどっちが広いか?と
議論になりそうな広さでした。

そして、その長屋と背中合わせであったのが、町人の出産風景の模型。

さっきの長屋と同じ間取りなので、畳を敷くと、
こんな感じになるのだと思います。
この狭い部屋で、起居して、出産までしていたんですね。

その他の実物大模型としては、”さうし問屋”。
今で言うと、アイドルグッズショップ?

壁一面に、錦絵が張ってありました。
この実物大模型の反対側には、浮世絵と言うか、
錦絵の作り方の説明の掲示がありました。

一転変わって、こちらはジオラマ。三井の店頭のジオラマです。

今の、三越ですね。
店舗内も再現されていて、沢山の人で賑わっています。

店頭の暖簾が15分おきに、開いたり閉じたりするので、
閉じていたら、開くまで待ってください(笑)

全然変わって、こちらは北前船?の縮小模型。

船に関連したジオラマもありました。


江戸ゾーン最後には、花魁模型。

動くような模型だと、もっといいんですけどね。

で、実はこの辺りで、疲労困憊。
やっぱり、二日連続の博物館は堪えますね(苦笑)
でも、まだ、東京ゾーンが残っているので、
気力を振り絞って、そちらに向かいます。

東京ゾーンの入り口には、朝野新聞社。

これは、6Fの日本橋からも見えます。

東京ゾーンの途中にあるのが、これ。第一国立銀行です。

名称に”国立”という言葉が付いていますが、
実は国営では無くて、澁澤栄一創立の純粋な民間企業。
後に第一銀行、第一勧業銀行を経て、今の、みずほ銀行です。

これは、浅草にあった凌雲閣。

日本初の電動式エレベーターが設置された建物でもあります。
関東大震災時に被災し、取り壊されました。

あとは、実物大模型。
これは、明治期の庶民の家。

玄関の段差が意外に大きいんですよね。
どうやって、上がったんでしょうか?

そして、こちらは、その前後の上流階級の家。
和洋折衷になっていて、こちらは洋室部分。


もう少し時代が下って、第二次世界大戦時の家。

窓に、破損防止の為のテープがあります。
電灯も、灯火管制用の傘になっていますね。

あとは、どんどん現代になっていって終了。
いやぁ、疲れました。

江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
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