人はなんで淋しくなってしまうんだろうっていうことも。
そのきっかけは職業が変わって、いろんな人の人生に接することになって、誰かの人生の終わりと接点を持つことも前より増えたからな気がします。
お金を稼いで綺麗な家に住んで美味しいものを食べて...
そういうことが幸せなのかな。
家族がいて死に際を見届けてくれる子供がいて...
でも、不思議と人ってお金を持っていても、高級住宅街に住んでいても、家族がいても、好きなものを持っていても、
こころのどこかが淋しくなってしまうことがあるような気がします。
その淋しさが、表出した生き方をする人もいれば、隠し隠し表には出さず生きてる人もいて...
でも、人の心のどこかにはそんな淋しさがある気がします。
愛されたいって思う気持ちはあるけど、
別に望んでる人から愛されるとは限らないし、たとえ愛されてもずっと続くとも限らないし。
何が幸せなのか、どう生きればいいのか
ちょっとわからなくなってしまう今日この頃です。
広い世界を知ってこれまでの価値観が揺らいできているような気がします。
でも...
ただ、同僚と何気ない会話をした時、
友達とぼおっと美味しいものを食べた時、
晴れた日に公園のベンチに座って風に吹かれながらお茶を飲んでるとき、
兄弟が隣で笑っているとき
なんとなく、胸の奥がくすぐったかったり
温かかったり、とても気持ちよく感じます。
よくわかんないけど、人によって違うんだろうけど、私にとっては
そんなことが幸せなんだろうな、と思います。
私にとって幸せは、何かを得ることってよりも、一瞬一瞬のなかにあるものなんだなって思ったのです。
生きることって難しいなって
淋しさとどう向き合っていけばいいのかなって
最近特に思って、誰かにその気持ちを話したくて、胸がいっぱいになって...
そう。
胸も頭もいっぱいいっぱいになっているのです。
でも、そんなことを考えながらも
とりあえず、毎日朝起きて仕事へ行ってYouTubeで好きなアイドルを見て、笑って
休みの日に知り合いと会う約束を入れて...
そんな日を積み重ねながら
ゆっくりゆっくり
そんな問いについて考えていきたいと
思うのです。