Persikkan Aarrearkku

3人の時間

今日は祖母の葬儀とお茶会をしました。

私は茶道を学生時代にしていました。
それはおばあちゃんきっかけです。
兄弟と私は小さい頃時々おばあちゃん主催のプチ茶会に招かれて3人で楽しんでいました🍵
茶会といっても、おばあちゃんがお点前をしてその横でちゃんと正座をしている兄弟と飽きて寝転がっている私がベラベラ喋りながらする茶会です。

不思議とその時はどうみても適性がなかった私が高校生になってからお茶を始めて、ダラダラと6年ほど続けてしまいました😅

今日は祖母の葬儀の後、兄弟と2人でお茶をたてて家族全員でいただきました。

美味しいね、また点てたいね

そんな話をして葬儀の疲れを癒して...



色んな親戚の人や家族と話しても、どこか物足りなくて、あぁそっか、私は今おばあちゃんと2人で話したいんだなぁ、と思います。
ねえ、おばあちゃん聞いてよ〜って。
散々やってきたあの会話を今したいんだなぁ、と思います。

ぽっかり空いた穴は簡単には塞がらなくて、誰かとその寂しさを共有したいけど
みんなそれぞれおばあちゃんとの関係値は違うから、その穴の大きさをなかなか共有できなくて...

ただ、こんなこと思ったら寂しさに加速をかけるだけだけど...
でも、もう1度、名前を呼んでもらいたい。
おばあちゃんに、あ、〇〇ちゃん!って言ってもらいたい。
思い出すのは、元気な私の面倒を見てくれてた時のおばあちゃんだけじゃなくて、
もう車椅子に乗った記憶力もあやふやなおばあちゃん。
私の顔を見ても、すぐには誰だかわからないけれど、話すにつれて時々微笑んでくれるおばあちゃん。
コロナになって窓越し面会になってしまっても、ガラス越しにハイタッチをするおばあちゃん。

おばあちゃん、多分おばあちゃん達と私の過ごした時間を知ってるのは私たちとおじいちゃんだけだから、この寂しさも私たち3人しかわからない。
取り残されて、孫の私はとても寂しいです。

とても、とても寂しいです。
でも、それを話せる人はもういないんです。


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