『この写真から何を感じますか』
「えっ⁈」( ̄▽ ̄;)
あれは1995年、大学で初めてデザインか写真のクラスを取った時のことでした。
シンプルな窓の写真を見せられ
それを見て何をどう思うかを問われました。
周りのクラスメイトは
「〇〇が〇〇みたいだ」とか
「〇〇の部分からこんな感情が湧いてくる」など
バンバン言葉が出てくるのに対して
私は本当に全く何も感じられず、また想像もできず
先生が〇〇はどう思う?と私にふってきた時に
「 I don't feel anything.」と答えたのを覚えています
クラスメイトや先生の呆れていた反応が今でも忘れられません
音楽だったらそのメロディから色んな景色や状況を想像することが得意でしたが
写真や絵に関してはビックリするほど感性が無さすぎて
その時は何も答えられず
そんな自分が凄く恥かしかったです
その恥ずかしい思いをスタートに
美術学部の評論タイムを通じて私の想像力はどんどんと磨かれ
今では目に入ってくるもの1つ1つに反応してしまい
また
想像し始めたら止まらないくらいに成長したのでした
そこで同じような感覚を得るのが
英検です。
今の英検は昔の英検と違って3級から一次試験に英作文問題が含まれます。
3級は自分のことを述べられれば良い程度でありますが
準2級からは社会問題においてどう考えるかを問われます。
生徒の皆さんと英作文や面接のQAの練習をしていると
「そんなの分からないよ〜」
「難しい」
「考えたこともない」
「親の私でも分かりません」
との声が多くあります。
これも考える練習をたくさん行えば
どんどんと自分の意見が言えるようになります
もちろんその前に知識も必要ですけどね
今は教室で若い世代の皆さんと社会問題について
一緒に考えるのがとても楽しく感じられます。
皆の思考がどんどんと広がるといいな
今日はここまで