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火災警報器の設置が義務付けられました

2008-06-02 10:38:00 | ニュース

西尾・碧南・吉良・一色を含む愛知県の全市町村で平成20年6月1日より住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。

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なぜ義務付けられたのかというと、火災による死者の多くが住宅での就寝中によるもので、火災発生に気付かず逃げ遅れてしまうというものなのだそうです。その中でも65歳以上の高齢者が亡くなる割合は半数を超えるのだそうです。

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火災警報器を設置することにより火災発生を早期に発見し逃げる時間、救出の時間を確保できるということなのです。また、早期発見により消防への通報が早くなり、焼損面積が少なくなる。つまり損害額も少なくなります。

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■ 強引な訪問販売等のトラブルに注意しましょう  ■

住宅用火災警報器の設置が義務化されたことにより、訪問販売等の悪質な業者によるトラブルに注意が必要です。

 高齢者の方やひとり暮らしの方を狙った訪問販売や電話による勧誘から商品購入やサービスへの契約を迫られることが予想されます。

 「消防署から来た」、「この住宅用火災警報器でないとだめ」などと強引に購入を勧める業者には注意してください。

 また、あたかも、消防署員のような服装や言動で訪問し、勧誘する業者がいます。消防署や消防団がこれらの設備を販売することはありません。

 万一、このような悪質訪問販売にあった場合は、消防本部か消費生活センターにご連絡ください。契約した日を含めて8日間以内はクーリングオフができます。

       よくある質問 ■

Q マンションやアパートでも設置しないといけないの? 

 人が居住するための『住宅』であれば、一戸建てやマンションなどの区別なく、それぞれ設置の義務が生じます。店舗と併用している建物についても、住宅の部分に設置する必要があります。 

Q マンションなんだけど、もう似たようなものがついてるんだけど?

 マンションなどで、自動火災報知設備やスプリンクラー設備など、既に住宅用火災警報器よりも有効に火災を感知することのできる設備が設置されている場合は新たに設置する必要はありません。 

Q 賃貸のアパートなんだけど、誰がつけることになりますか?

 住宅の関係者(住宅の所有者 、管理者又は占有者)とされています。関係者の区分が分かれている賃貸住宅などでは、この関係者のうちいずれかの方が設置する必要がありますので 、大家さん又は管理を行っている不動産屋さんと相談して下さい。

Q 価格はどのくらいですか?

 機器の性能によって変わってきますが、1個あたり5,000円~12,000円位です。値段の安いものは、電池の寿命が短い場合が多いようです。 

Q 一旦取り付けたら、どのくらい有効なのでしょうか? 

 電池式のものは、電池の寿命により1年~10年と製品によって大きく違います。また、住宅用火災警報器の本体も交換時期があります。機器によってそれぞれ違いますが、5年から10年が主流となっています。(購入したメーカーの説明書を確認してください。)

Q タバコの煙で警報が鳴ったりはしませんか? 

 直接、感知部にタバコの煙を吹き込んだり、殺虫剤をスプレーしたりすると、作動して警報が鳴りますが、通常の喫煙では鳴りません。  また、燻煙式の殺虫剤(バルサンなど)でも、作動して警報が鳴るおそれがあります。 

Q 住宅用火災警報器を設置したら、消防署の人が家を見に来るのですか? 

 住宅用火災警報器を設置したからという理由で、消防職員が個人の住宅を訪問することはありません

Q 設置後に気を付けることはありますか? 

 せっかく設置したのに住宅用火災警報器等が正常に機能しなくては何もなりません。音声や警報音が鳴るかどうか定期的に点検してください。点検方法は、本体のひもを引くものや、ボタンを押して点検できるものなど、機種によって異なります。購入時に確認してください。また、電池タイプの住宅用火災警報器は、電池の交換が必要です。音やランプで交換時期を知らせてくれますので、交換を忘れないようにしてください。 

Q 住宅用火災警報器を設置しないといけないのは愛知県に住んでいる人だけですか? 

 住宅用火災警報器の設置は、消防法により義務付けとなっていますので、日本全国すべての住宅が対象です 

Q 消火器も一緒に設置が義務化されましたか? 

 今回、個人の住宅に設置が義務付けられたのは住宅用火災警報器のみで、消火器やそのほかの住宅用防火・防災機器については義務付けられていません


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