ご無沙汰しました。
ウエディングドレスは一旦完成し、
あとは暇を見て
胸元・襟元にキラキラをひと針ひと針
手作業で足して行くところまで来ました。
(経過は今後UPして行きます)
さて、、、、
お久しぶりの義母ネタですが(笑)
ドレスを作っている間にも、もちろん
いろんなことがありました~
前回、「柿をもがなきゃ」という場面でブログが途切れていましたが
今年も無事に、柿仕事が終わりました。
11月初めに娘夫婦が、元同僚ご夫妻と
柿合宿に来てくれて
私たち夫婦と計6名の泊まり客に
義母も大喜び。
(…もちろんお客様のお世話は私です)
今年は420個の玉のれん。
そんなこんなで、
本当に書ききれない程の日常を義母と過ごし
ネタにしたかったアレもコレも
すっかり忘却の彼方に…。
特筆すべきは、
ついに、ついに…
91歳の義母がらくらくスマホデビューを果たしたこと(汗)
以前も書いたように、
出来ればこのまま機種変なしで
何とか持ち堪えないものかと思っていたけれど
義母の携帯が壊れて使い始めた
義父のお下がりの携帯もついに
画面が真っ暗で操作出来ない状態に。
あーーー、来たかー、と悩む私を他所に
義母はどことなく嬉しそうな…?
ドコモショップで聞いたら、
ガラケーも存在してるんですってね。
なくならないそうです。
操作もほとんど同じ、って。
えー、そうなのか。
それならガラケーの方が良くないかしら。
・・・義母のためにも。
そうは思ったけれど、
義母が常々
スマホにはほのかな憧れを抱いてることも
わかっていたので
一応、「どうしますか」と判断を任せた。
はっきりした言葉は発さなかったけれど
ヨメの忖度で、私の母と同じ「らくらくスマホ」に。
まあ、大丈夫でしょう!
苦労するとは思うけど。
色を聞くと、赤がイイって。
私のスマホも赤。
実母のらくらくスマホも赤。
また真似する~う!と、チラッとよぎったが(笑)
勘ぐりすぎかもね。
そのまま実家へ送って行って、使い方を教える。
指で押す、操作がなかなか難しい。
・・・そこからか。
そして、メガネをかけないと字が見えないせいか
いまいち飲みこみが悪い。
一緒にいた義母の姪のF美さんが
「電話かけるのにメガネかけなきゃね!」と笑ってた。
慣れれば、大丈夫でしょう!
「電話かけられなくなったら困ると思って・・・」と
機種変の話が出た時に私が心配すると
「大丈夫だと思うの。Mちゃん(義父の妹で機械に弱い)も
使ってるくらいだから。」と
M叔母さんより自分がマシだと言いたげだった義母も
「私もダメだな、覚えが悪くてあきれてしまう」と
自虐しはじめた。
88歳の私の母が使いこなしているのを
いつもうらやましく見ていた義母。
しかし、私の母はスーパーおばあちゃんなのだ!
LINEだってインスタだって、なんならd払いだって
使いこなしてる、とは言い難くも
一応使えてるし、ゲームも楽しんじゃうツワモノなのだよ。
負けず嫌いなんだから~と、時々思うが
これから頑張って覚えてくれるに違いない。
暗くなるから、と帰りを急かされて帰って来たものの、
ちゃんと電話に出られるのだろうか。
家に着いてから携帯にかけてみると、
「もしもし」と声がして、奥で男の人の声がする。
近所に住む、Eさんがご夫妻で来てくれて
義母に使い方を教えていた。
笑い声が楽しそうでホッとしたが
なかなか覚えるのは難しそうな雰囲気・・・。
ご迷惑おかけします、すみません~と電話を切って
翌朝、朝ドラが終わる時間を見計らって、
出られるかな?とかけてみた。
「もしもし」
おおおーーーー、やるじゃん、おばあちゃん!
と、思ったら、またもやEさんご夫妻の声。
「今ね、Eさんに来てもらって、電話教えてもらってるの」
おおーーーい!
朝も早から、ご迷惑を(汗)
全くもって申し訳ないこと極まりなし。
その日の夜、電話が来た。
しかも家デンに(笑)
「今日はね、忙しかったの。
あの後、デイサービスに迎えに来られて・・・
(きっと忘れてたんだろう)
Eさんに送ってもらった」んだと。
義母は最近、別のデイサービスに行き始めた。
この日が、二回目。
その契約を交わすために月曜に私が呼ばれて
そのまま仙台に連れて来てうちに二晩泊まり
病院行ったり、機種変したり、水曜に送って行ったわけ。
今度のデイサービスはとても楽しかったらしい。
四か所目でやっと、楽しそうに通えるところが見つかって
よかった、よかった。
「夜中にひどいめまいがして、
トイレに行くときに転んだ」と言っていた。
怪我はないらしくホッとしたが、
疲れた上に、知恵熱じゃないけど
頭がパニック起こしたのかな。
体の方は「大丈夫」と言うから
今週の土日は実家へ行かないことにした。
だって、水曜に帰って来たばかり。
待っているかもしれないけど、、、
・・・・いいよね?
東京から来ている夫も、毎週毎週では大変なのが本音。
家のことが後回しになってしまう。
庭木の剪定をしたり、草むしりをしたり。
近所の日帰り温泉にゆっくり浸かったりと
久しぶりに夫婦でのんびりできた週末。
日曜の、夜になって、義母から電話があった。
「どうにか、るかさんには電話出来るようになったから」
と言いながら、まだ「電話に出る」ことは出来ていなかったが
家デンで教えながら、初めて電話を取ることが出来た。
「S(夫)は帰って来てるの?」と言うので電話を替わると、
「たまに電話よこすように言ってちょうだい」と
切り際に義母が言うのが聞こえて・・・
かけてるじゃないですかーー!!と
言いたい気持ちを抑えた。
夫は、何も言わない。
彼もきっとそう思ってくれて、私を気遣ったんだろうな。
夜遅くになって
「たまには電話よこすように言って、だってさ。
電話どころか、家に行ってるじゃんねー。」
と、労ってくれた。
(夫)「そこをわかってくれないと。」
うん、うん。
年寄りは、さみしいんだよ、と私。
私もいつか、そうなるのかな。
ひとりで生活してる、と、義母は思ってる。
確かによくやってるとは思うけど
私たちが毎週行って、空になった灯油を入れたり
ゴミを出したり、冬支度をしたり、
電球を替えたり、あちこち直したり片付けたりと
手助けをしているから、そして
ご近所にEさんのような親切な方がいて
週に二回買い物に連れて行って下さったり
地域の活動にも連れ出して下さるから、
義父の妹やF美さんが親身になって電話をくれたり
野菜を持ってきてくれたり
世話を焼いて下さるから、
こそ、なのだ。
たまには、って
これ以上、どのくらいの頻度で電話をすればいいのだろう。
一日おきですか?毎日、ですか?
とりあえず、今日(月曜)携帯にかけてみた。
30回コールしても出ないので、
家デンにかけるとすぐに出て
「お天気よくてよかったね。」と嬉しそうな声。
「朝早いと道が凍るから、大変だと思って」と
週明けは6時の電車で東京に戻る、夫のことを言っていた。
そんなこと、おばあちゃんが心配しても仕方ないのに。
夫の実家は、過干渉。
「着いたら電話して」いや、途中からも
「要所要所で電話して」と言われていた
千葉に住んでいた頃。
そんなに電話がほしいのか?
何度も言うけど、
私もそんな風になる日が来るのかなあーーー
実家の母は、心配はしていても、きっと何も言わない。
育った環境が違うから?小さいことが気に障ってしまう。
嫁いだ家のしきたりだと思って、そうして来たけど
本当はずっと煩わしく思っていた。
・・・義母は知らないと思うけど。
そして、電話が少ないと思われていることを
うすうす感じてはいたが、突きつけられた昨日。