本当に辛かった!
ずっと気楽に核家族(しかも夫は単身赴任)してきたのに
90を過ぎた義母との同居生活。
一日三度、食事の支度と
10時と3時のコーヒータイム。
作って、食べて、片付けて…の繰り返し。
最初の頃は本当に慣れなくて…
グータラ主婦には苦行でしかなかったわ。
義母の言い回しは、腹の立つことばかりで
本人悪気はないのだ、と
いくら自分に言い聞かせても
慣れるのに相当時間がかかった。
今は、
定年で帰ってきた夫が
あの時の私と
全く同じ状況で
義母の言葉や態度の一つ一つに苛立っているが
「まあまあ」となだめることができる自分に
驚く〜
家族が四人になった食卓で、ふと気づく。
義母と二人の時は、自由に食事ができなかったなあと。
食べるスピード、食べる順序。
義母はとにかく、私が手をつけないと食べ始めない。
私が取ったものは必ず次にそれを取る。
茶碗にほんの少し、直径3.5センチくらいの白米の塊(義母の一膳分)、が
なくなるまでにどれだけ時間をかけたら良いのか(笑)
お互い、チラチラと相手を気にしながら
味わうように、噛み締めるように食べていた。
今は、夫と次男が自由に食べる隣で私も
自分の好きなように、好きな速さで
気兼ねなく食べている。
あー、小さなしあわせ!