子供の頃・・・・ある時期まで
~それがいつ頃だったのか、覚えていないけれど~
成人した人たちは「大人」だと思い込んでいた。
分別があって、物事が何でもわかっていて
何かが起きても、そつなく対処できるような。
だけど、自分が大人になってからは
「中学生か!」というような行動をとる「大人」が
世の中にはなんて多いんだ!と感じてきた。
特に、人間関係においては
「仲良くしようよーー」と、何度心で叫んだことか。
人って、そう簡単には成長しないんだな、と。
持って生まれた性格を、変えることは難しい。
誰の話、とは言わずに書き始めてみよう。
心にしまっておくのは、もう、
本当につらくなってしまったから・・・・。
あること、が心を曇らせている。
それはもう、解決するのはある意味無理、とも思えるし
むしろ今のままのこじれた関係がベストのような気さえしてる。
それでも、「このままでいること」は日々の暮らしの中で
ふとした瞬間に、ズキズキと痛みを発し
「忘れる」なんてことは一生ないんだろうと思う。
親や親戚と縁を切った、とか
何年も故郷に帰ってない、とか
ドラマやドキュメンタリーの出来事にしか思えなかったことが
本当はそこここに山ほど転がっていて
そんな話を耳にするたび、「逃げた」ようにも思えて、しかし実際
「無理して繋がる」よりもどんなにラクかと思って来た。
身を隠す、距離を置く、忘れて暮らす、とは
そう難しいことじゃない。
人には「自分の」暮らしがあるし
それこそが全て、でもあるのだから。
実際、身内も過去に危うく行方不明になりかけたことがあるし
(その時は私が苦労して実家との関係を修復した・・・と
今でも思っているけれど、あのままの方が彼女には
幸せだったのでは、と当時はよく考えたものだ)
つれあいの身内にも、居場所こそ数年前にわかったものの
ほとんど連絡がないまま孤立して暮らしてる人がいる。
(その人がそれでしあわせなら、よいのかもしれないと思いつつ
年老いていく両親には気がかりなことだろう)
あからさまなイジメ、というものは
学生時代だけのものではない。
でも、ワクの中からはみ出してよい世代であり環境なら
「逃げる」ことが出来る。
つらかったら、逃げればいいし、
どこでだって生きていけばいい。
子供たちにはそう言ってきた私だから
それが出来たらどんなによいかと思うけど
やっぱり「何とかしたい」という思いは捨てきれずにいて
だからこそ、苦しいのだと思う。
・・・・自分のことでもないのにね。
知らない間に、ずいぶんエスカレートしてしまったことに
驚かされる出来事があった。
そして、それを知ることにより
今までは、100歩譲っても、相手を悪者扱いにはせずにおこう、
そうありたいと自分に言い聞かせてきた努力が
もう限界だと感じられるところまで来てしまった。
もう、いいよ・・・
今のままで十分しあわせなんだから。
忘れて暮らしたい。
それが、「大人」で忍耐強い、私の大切なあの人には
一番安らげる方法なんだと思う。
どうしてそんな意地悪が出来るのだろう。
自分の心の汚れを、振り返ることはないのだろうか?
恩を忘れて、と言われようとも
その原因は本人にあると気付いてほしい。
私だって平和に暮らしたい。
譲り合って、いたわりあって、理解しあって、
愛し合って生きたい。
でも、もう無理かも。
時がたてば、古傷になって
痛まない日も来るかもしれない。
決してうらむでなく、「あきらめる」ような祈りの気持ちで
距離をおいていくしかない。
・・・・それも、ホントにつらいけど。
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