結果を箇条書きにすれば、「事実」はひとつ。
結局・・・こうなった。
それはもしかしたら「運命」で
誰がどう頑張ったところで、結末は決まっていたとしても
まだ何か、できることがありはしないか、
今から間に合うことはないか、
そんなことを考えている。
人の心は覗けないから、
ホントのことは知らない。
人の心が覗けないからこそ、
あれこれ考えては取り越し苦労をしてしまう。
「人の心」がどうであれ・・・
やっぱり、結果はひとつなんだ。
理由とか、誰かの気持ちとか、
いたわりの嘘とか、隠してる本音とか。
そういうことは様々あれど、関係なくて
結末がこうなったという事実だけが、
ただ、凛と・・・紛いもない顔して立っている。
今まで、何度も
こういう場面をくぐり抜け
そのたびに、今と同じに
散々悩んで考えて、こっそり泣いたりして
葛藤の中でたどり着いたのが
「相手の気持ちに任せて何もしない」ことだった。
そんな、いろいろいろいろ空回りした
私の気持ちなんてお構いなしに
その時も、「結果」は、ひとつ。
まるで、何事もなかったかのように・・・涼しげに残った。
言い訳をしないと、分かってもらえないこと。
言い訳の機会も見つからなくて、
私は動じない振りがずいぶん上手くて・・
割り切ることが何より得意で。
人は自分の信じた道を好きなように歩けばいい、と
憧れるように念じてばかりいるから
私に限らず、回りの誰しもがそうなのだと思い込んでしまう。
ちょっと、手を差し伸べたら・・・
状況は変わっていたのかな。
もしかしたら、相手はそれを待っていたのかもしれない。
ただ、「あなたの思うように・・・」と見送ってきた過去が
正しかったのか、間違っていたのか・・・・
今も、何度も、思い返すけれど
「流れに身を任せる」ことは、
ずるいようで、案外正しいやり方なのかもしれない、と
やっぱり思えてならないのは、私だから
