受ける学校がほぼ決まりました。
決まったら決まったで、「大丈夫かいな～
」と焦る。長男の場合は、マイペースの人なので
感情を表に全く出さず、淡々とわが道を行く感じで
彼のやり方に親が口を挟む余地はない。
ただ・・最近になって
「私立、行ってもいい？」とか「学部、何個か受けるから」とか
そんな程度の確認はしてきたので
勿論、希望の大学どこでもどうぞと言いたいが・・・
私立はいいけど、ショボイとこなら公立にして
と、ココロで叫ぶ母だった（爆）。
希望の大学に入るのは、難しいらしい。
国立も、ランクを落とせばそう心配しなくてよさそうなのだが
その、安全圏の学校には行く気がないらしいので、仕方がない。
「両方受かったらどうするかな～」とノーテンキな心配をするより
「全部落ちたら、を考えれば
」と言ってやった。ま、彼はどこかに入るだろう。
一浪してもよし。
（その場合は東大でも受ける気力で一年を過してくれ・笑）
娘。
ハードルは高いけど入れそうだった、地元の進学校を蹴って
ブラスに惚れて、電車通になる隣の市の公立校を選んだ。
・・・のは過去の話。
いまや、その希望高でさえギリギリ・・・危ない・・・
落ちるカモ・・の成績に成り下がり、親はハラハラ。
・・・部活やりすぎたんじゃね～の
と嫌味のひとつも言いたくなる今日この頃。
「次のテストは死ぬ気で頑張るから、見てて
」といつも口では調子がいいのだが、伸びない。
・・彼女なりには勉強してるんだと思う。
それは認めるけど、みんなだってそのくらいはやっている。
認識が甘い、もしくは効率が悪い、としか言いようがない。
塾、行かせるべきだったのかしら・・なんて後悔先に立たず。
娘の場合、大学で音楽をやりたいと言い出した。
そのために、英語や外国語が学べる高校へ行きたいと言って
第２希望の私立を選んだ。
そこは、地元進学校を受ける子たちが第２希望にする高校ではなく
もう少し下の、親からしたらどうかな～という他県のスポーツ有名校。
（決して英語が得意な子じゃないのに～）
担任と説得の上、第一希望の公立校より少し下という、
娘にとっては滑り止めにならない私立高校も受けさせることにした。
・・・お金、かかるんだけどね（笑）
多分・・・特色選抜（昔の推薦）で入れるとは思う・・・けど・・・
かなり危なげに感じる。
だって～特色の面接でトロンボーン吹くからと
来月から部活に行くらしいよ（笑）。（おい。）
音楽は、趣味でやるにはいいけれど
大学で勉強させるほど、うちはお金持ちじゃない。
音大に、かりにマグレで入れても、
卒業して、ＹとかＫの音楽教室の先生になって、
そのうちお嫁に行っちゃえば、大学行かなくてもおんなじ～。
音楽教室の先生になるための投資にしては、高すぎる。
その辺を、チクチクとネチネチと、日々彼女の記憶に刷り込んでいたら、
ある夜、突如彼女が投げやりになった。
「就職できるところに行けばいいんでしょ
・・・もう、それでいいよ
」（この辺の会話でいろんな職業が出てきたのだけど、
娘の偏見による発言も多々あるため、省略）
・・・そこに夫が帰って来て、ただならぬ雰囲気にギョッとした。
「ノンノン、好きなところに行って良いんだよ。
夢を持つことはとても大切なことだから。
就職のことなんて、まだ考えなくていい」
・・・なんて優しい父の姿
（信じらんね～）「夢をかなえるために、まず、高校受験をがんばんなよ」
娘がピアノを弾いてると、うるさいと言わんばかりの夫だが
これって、矛盾してなくない？
音楽じゃ食っていけない、といつも言ってたのに。
娘がションボリと風呂に行った後
「・・音大やるには、グランドピアノいるよ？」
「・・・うん。」
ホント
その言葉、忘れるな～（爆）とりあえず、ヤッタ
・・かも
なんてさっきの説教とは裏腹に、ココロでＶサインを出しつつ、
「この家（借家）にいる限り、買えないな～」とマジで考え始めたおバカ。
サスガ、あの娘の母である。
