aCappella好き♪

夢を持て、と言われたくない贅沢?!

昔の私は、子供に対して
「夢を持て」と言ってた気がする。

やりたかったこと、があった幼い頃の自分。
叶わなかった現在。
好きなことを仕事に出来たら・・・と今も思うし
そのための苦労は苦じゃないはず、と思ってた。

でも、今は、子供にそうは言わない。
夢なんかなくても、
自分はしあわせだって感じて生きてくれたら
それでいいから。


ずいぶん前の新聞投書欄で
「夢を持てと言われたくない」という若者を知る。
普通でいい、言われるのは負担だ、と。

・・・世の中、こういう人はきっとたくさんいるんだろうなと
ちょっとショックを受けた。

恵まれすぎてるのかも、とも思う。

夢はなに?
夢に向かって進んでいいよ!
好きなことを目指しなさい、応援するから!

なんて

私みたいな親がうっとおしい世の中なんだろうな。


今の子供たちは不安の中で育ったと言われるけれど・・・
いつの世の中も「これこれこういう時代です」と
言葉にすることで、型にはまってしまうのではないかしら。


ある雇用問題を扱った番組に
「将来が不安です」と学生がツイートする。

この番組、いいの?と、私は思う。

どんな時代に生きても、
自分は大丈夫!やってみせるさと
口先だけでも言いたいじゃない。

一緒に見ていた次男に、思わず
「自分がちゃんとしてれば、何も不安なことないよ。
みんな大変な時代なんだから。
一生懸命やればいいだけ、それはいつの世も同じ」と
声をかけると「・・・だね。」と答えた。

・・・そう簡単じゃない!と
渦中にいる人たちからは反感を買うかもしれないけれど

不安がってても仕方ないじゃない?

「やるぞ!」と、思えない時点で一歩出遅れてる
自分を嘆け。


進路を決める時・・・・
一番悩んでいたのは、長男。
夢なんてない。
なりたい職業もわからない。
自分の適性も。
結局「行けるとこに行く」的な風にたどり着いた今の分野。
正しかったのかどうかなんて、わからないけれど
6年も勉強したのだし、嫌いでないならよいのでは、と思う。

小さい頃からたくさんの夢を見た娘は、
ふとしたことから今の分野に。
大学で学ぶうちに、目標も変わり
自分のやりたい仕事が見えてきて
そこに向かって勉強を続けてる。
・・・彼女はいつもまっしぐらでやる気満々!

そして今年受験の次男。
行きたい分野はとっくに決まってて
あとは、どの大学に入れるかってこと。
目標があるって、なんてラクなんだろうと
三番目だけに手馴れた母はあったかく見守る(?)。
けれど・・・・彼はどこに行くのか?
「入れるとこに」なんてのんびり構えてないで
無理かもしれない上を目指して
もうちょっとバリバリやってほしい~んだけど?


「可能性がいっぱいって、大変そう。
年とるって、確かに何かになれる可能性はグングン減っていくけれど、
逆に選択肢が狭まるのって、楽チンじゃないですか」と
お子さんの進路について、ブロ友さんが語ってた。

私もそう思う!

歳を取る、って
夢をあきらめてもいいよって認めてもらえる資格を得ること・・・
なのかな?

それは、私みたいな人間にとっては
少し悲しい割り切り方でもあるし
自分にラクをさせる言い訳でもあるけれど
目標を摩り替えることで、いつまでも夢は見続けられる。

「いつのまにか・・・・
手の届きそうな夢しか見なくなったな」と初めて思ったのは
子育て中のことだった。

自分探し、って
しなくちゃいけないモノかしら。
この言葉は、きっと私の辞書にはない。

夢は、持ちたい人が持てばいい。
「生きる」ことにはそんなに必要じゃないのかも。
朝起きて、仕事をして、食べたり遊んだりくつろいだり、
毎日穏かに過ぎていくこと、を
「夢がない」とは言わないと思う。


でも・・・・

大人の説教としては、表向きには言えない。
大人の仕事は、
「あえてキツイ選択を強いる」ことなので(笑)。

夢を持つことのほうがキツかったなら、
大人は口を揃えて「夢なんか持っちゃダメだ」と言うだろう。
そういう役回り、だから(笑)。

大人に「夢を持て」と言われたからと言って
ナーバスになることはない。
「そういう生き方は、私はしません」と
思っていればいいんだよ、投書の君。

「頑張れ」という言葉が嫌い、な人は案外いるけど
嫌いだから言わないで、とは強要しないでほしい。
心の中で「私は嫌いなんだよ」と思えばいいし
言われたことを気に病む必要はまるでない。
アナタが頑張ろうが頑張るまいが、
言った「他人」に迷惑かけないんだから。


それにしても。

夢を持っていいと言ってもらえるなんて
若き日の私なら大喜びする出来事だけどなあ。
それは、私だから???

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コメント一覧

るか@Silky
http://yaplog.jp/acappellazuki/
ターニャん{メール}

娘ちゃん、すごいよねー
いつも、9歳には思えん。

しかも筆ペン!(笑)
しぶすぎ。

夢がなかった人の方がデカイこと出来るのかしらん?
夢は破れるもの、だよね。
大娘
ここ、久しぶり{ハート}

夢・・・つい先日
娘が

  夢という名の世の中

 夢があるから目標がある
 目標があるからがんばれる
 がんばれるから楽しい。

と筆ペンで画用紙になぐり書きをしてた。

人生始まってやっと9年。
なかなかやる気あるような・・・ないような(笑)

あんまり夢のなかった私には羨ましい言葉・・・。
るか@Silky
http://yaplog.jp/acappellazuki/
sukekohさん{メール}

あらうれしい{キラリ}
全然、プレッシャーなんかじゃないよ{スマイル}
私に出来ることしか出来ないもん~

私こそ、あの日・・・・
こんなフニャフニャな歌しか歌えない私をかざぐるまに誘ってくれて
ホントに感謝してます{びっくり}
ギターで歌う快感、も与えてくれたし
何よりsukekohさんのカッコいいヴォーカルにハモらせてもらうことが
し・あ・わ・せ{超びっくり}
ゆっちんの歌も好き~ほれぼれ~
こんな歌える人たちに、出会えてよかったーって思ってる。

そして。。。ブログを始めてくれてありがと{ハート}
一生誰にも言ってもらえないようなコトバを
こうしてもらえるんだし、
自分も相手にかけられるんだから~
人は、言葉を伝えてナンボだなあと思うよ!
嫁ちゃんにもちゃんと言葉で伝えてあげてね{ルンルン}
あ、やってる?これは失礼~(笑)

sukekoh
自分の趣味が仕事になるといいなぁ・・・
と思ったけど・・それがビジネスに繋がるか・・
若いころよく考えて結局なりたくもないサラリーマンになってしまった。

でも趣味を続けていた結果・・仲間ができ・・
今はみんなのおかげで充実した生活ができている・・

夢は叶わなかったけど
満足している・・僕です・・。

るかさんの存在かなり大きいよ!
(・・・と何気ないプレッシャーをかけてしまうけど)
こういう音楽が出来ると思っていなかったから・・・
・・うれしいんだ!・・逢えたこと・・

歳を取る度、夢って変わってくることに僕は気が付いた。

将来の自分の姿はどうあるべきか・・
たしかに選択肢は狭まっているけど・・夢=幸せを求めることには変わりない

僕はみんなが健康でいつまでも一緒にいられることが今の夢かな・・
みんな同じように歳をとる・・・。

ちなみに・・
sukekohブログの中の後輩君・・
夫婦二人で闘ってます・・共に生きるというテーマでね・・。

吐き出すところが無くて
ここで出してしまった!

ごめん!
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