aCappella好き♪

「アクアパッツァ」

先週の話。

夫がいる時は、なんとなく洋風なメニューが多め。
週末のお昼に作ったクリームパスタのソースを
翌日の夜にドリアにして出したら

「毎日、洋食。」と、微笑みながら義母が言った。
嬉しそうにも見えるし、特に深い意味はないかに思えたが、
「残り物で、すみません。」と口が動いた。

(昨夜は焼き魚だったでしょ。和食だよ!、と、
心の中でツッコんだが、
・・・そういえば「毎食」とは言われてないわ、
確かに「毎日」ではある・・・笑)

義母はお肉もモリモリ食べるし、
大好きなカキフライはもとより、
唐揚げとかトンカツとか
「るかさんの揚げ物、美味しい。」と誉めてくれるので
洋風なものが好きなのかと認識していた。

次の日、買い物に行かないで料理をしようと思ったら
頭の中はタラを使ってのアクアパッツァなのだった。
うーーん、鍋でもいいけど、二人だと持て余す。
パプリカのピクルスとか自分で作って食べるし
オリーブとか入れないから、そんな洋風でもないんじゃないか?と
義母にとっては「珍しいもの」を作って出した。

めいめいに取り分けると多いときに残せないので
大皿で出して、少なめに盛りつけ、
「多いといけないので、自分で入れてくださいね。」
と、言ったけど、お代わりすることはなかった。
美味しいものはバクバク食べるけど、
今日はあまり食が進まない感じかな、と観察。

翌朝、ちょうど二人分くらいに残っていたアクアパッツァを
義母に取り分けるかどうかで迷い、
結局、自分で取るスタイル、っぽくお皿を出しておいて
義母が食べないので、私だけ食べた。

後片付けをしながら、

やっぱり嫌いだったのかな、
それとも、取り分けてもらわなかったから食べなかった?
ヨメだけ食べて・・・と、拗ねていないかしら、

などと、いろんな思いが頭をよぎり
はァ、とため息が出た。

お昼はパン。
またもや少し残っていたアクアパッツァを
もう全部食べちゃおう、というつもりでテーブルに出し
一応、半分を、自分のお皿に入れて様子を見ていたら
自然なしぐさで、残りを全部、取り分けて食べた・・・!!


・・・思い過ごしか。
その日の朝は、「腰が痛くて・・・」と起きてきたから
単に調子が悪かったのかな。

もう、いろんなこと、想像しては悩んでしまう。

私は「鈍感」を装って生きてるけど
本来、よく気が付く人なのよ。
ある時期、それが面倒になって、
鈍感なヤツを決め込むことにしたのだった。

ふう、一件落着。
嫁と姑、めんどくさい。






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